なにもなくてもたのしいから友達なんでしょ
桜井そうび
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漫画レビュー数 3,136件
「ちょっと江戸まで」は白泉社LaLaに掲載された花とゆめコミックであり、作者は津田雅美。 405年も続いている江戸時代というパラレル設定であり、江戸時代でありながらも現代のような話もおり混じっている。 主人公であるそうびは母親を生まれてすぐに亡くし、箱根の山奥で母方の祖父母に育てられるも、身寄りをなくしてからは宿場町で働いていた。実は江戸の旗本桜井家の娘だったために、桜井家に引き取られる。その後学校に通わせてもらうなど良い待遇を受ける。 見た目は男の子であり、父親譲りのセクシーフェロモンで男の人よりかっこいいと言われるほどだが、身なりを整えると美少女になる。 町奉行をしている母違いの兄、貴旺(きおう)がおり、兄のためならお嬢様教育を受けるなど極度のブラコンでもある。 この作品は、彼女の学友であり水戸家の嫡男ミッシェルこと水戸迪聖(みちさと)や、迪聖のお供である橘十郎らとの学校・日常生活を現代の江戸風に描いた作品である。
この漫画が「このマ〇ガがすごい!」とかにランクインしてないのは何故!?突然ですが、ずっと不思議に思っていることがあります。最高オモシロ時代劇少女漫画「ちょっと江戸まで」が、この世でぜんっぜん評価されてなくない?どうなっているんだ?バグ?とつぜん私以外みんなの眼球が取れてフシ穴になってしまった?いや。きっとみんな、この漫画が面白すぎて、読んだ直後に作品の存在を記憶から消すことで何度も最初から楽しむことができる“ループ読み”に耽っているに違いありません。しかし、面白い漫画が正当な評価を受けずにただ消費され続けているのは何かの損失だと思いますので、ひとつ私が『この漫画のここがマジですごい!』という天才ポイントを列挙させて頂こうと思います。それによって“ループ読み”真っ只中な方々の喪った記憶を取り戻し「たしかにスゲーわこの漫画!今すぐこのマン(このマ〇ガがすごい!の略)に投票しなきゃ!!」と思っ...この感想を読む
「ちょっと江戸まで」は、津田雅美先生のマンガです。津田先生といえば「彼氏彼女の事情」世代な私ですがこの漫画が人気があると聞き、久しぶりに読ませて頂きました。平成20年の、江戸を舞台に旗本の息女と発覚し、兄の元にひきとられた美少年風少女・ソウビと、ソウビのことを慕っている天然な水戸の若様が中心の学生生活をを描いたマンガです。2巻では、中学生活になれてきたソウビが若様といっしょに、歌舞伎をみたり、妖怪をみにいったり、女装に挑戦したり、パパラッチに追われたり楽しそうでした。カレカノのシリアスな感じに惹かれたかたもおおいと思うのですが、この作品もすごくおもしろいです。
よみがな:さくらいそうび 性別:女性 住まい:箱根の山奥の村で母方の祖父母に育てられる 所属:桜井家 性格:無意識に父親譲りのセクシーフェロモンを振りまいている 特徴:身寄りを無くしてからは、箱根の宿場町で働かせてもらっていた 価値観:かなりのブラコン 見た目:男の子っぽいのでよく男の子に間違われる ...
桜井そうび
自分の為に周りを巻き込んで無茶をする相手に友達の在り方を諭す主人公