3D彼女のあらすじ・作品解説
3D彼女(リアルガール)は、月刊デザートにて連載されている那波マオ原作の日本の少女漫画・学園漫画。コミックスは2015年2月時点で全8巻が既刊。 こじらせオタクの主人公・つっつんこと筒井光の「俺が人に好かれる訳がねー」という思い込みの生活に、突如、超美少女の色葉と付き合う展開が訪れる。2次元の世界にどっぷりと浸かっていた彼には、青天の霹靂であり、迷走する日々が始まる。リア充の同級生達に劣等感を抱き、3次元の女性と交流をもつ機会を避けていた筒井光が、色葉と付き合う中で、悪い評判が付きまとっていた色葉の真実の姿を知り、不器用にしか気持ちを伝えられない言動が徐々に変化する姿は、草食系男子が注目される現代の社会背景を投影しており、共感の高い作品。屈折した筒井光の心が、徐々に解きほぐされ、色葉に恋心を抱く様子にモヤモヤしながらも、胸がキュンとなる甘酸っぱさがあり、女性のみならず男性からも支持されている。
3D彼女の評価
3D彼女の感想
人を信じなければ信用してはもらえないと教えてくれる
オタクと美少女の不器用恋愛これは久々に、いい話だったと思います。イケメン&地味女子ではなく、オタク男子&美少女の組み合わせで、でもお互いにかなりの不器用でコミュニケーションスキルの低い二人。その二人が少しずつ少しずつ進んでいくのがいじらしくてニヤニヤが止まりませんでした。オタクだって元来そうだったわけではなくて、人が嫌いになって、辛くて二次元の世界へ行っただけで、悪いやつとかじゃないんですよね。正しいと思うことをがんばっているし、わからないことをわからないと正直に言えて、申し訳ないと思えば謝ることもできる。十分魅力的!好きなものを好きだと言って何が悪い!一方の美少女五十嵐さんのほうは、美しいから男から寄ってくるような人。でも本当の恋は知らなくて、本当に相手を独占したいと思ったりしたことがない。それも病気の手術のこととかがあったからなんですけど、こちらのほうがちょっと重症ですよね。こじら...この感想を読む
3D彼女の魅力の件
黒髪&メガネ男子黒髪&メガネ男子が好き!という女性は少なくないのでは?ズバリ私は大好きなのですが、この作品の主人公、つっつんはズバリその分野のストライクゾーンを貫いていると思います。私がこの作品を読みたい!と思ったのも、表紙のメガネ男子つっつんが私にはとてもかっこよく映った為です。ヒロインの色葉が超絶美少女である事も作品の魅力の一つであると思いますが、冴えない風の黒髪メガネ男子も、実は女子の萌えポイントであり、魅力の一つとして間違いないと思われます!とことんダサい大体、少女漫画は、あまり冴えない主人公が、恋愛の相手や、周りに影響されて徐々に磨かれて行き、最後にはとてもイケてる風になるのが普通の流れだと思うのですが、つっつんは、いつまでもダサさを捨てない。中盤でおしゃれに挑戦するも、やはり戻ってしまう。そこが他の作品とは違う点かなあ?と個人的には思っています。そして過去にヲタクである事で...この感想を読む
オタク少年の心の動き
3D彼女の新刊です。キャンプ場での出来事でギクシャクするようになった、つっつんと色葉。おたく少女の出現で危機感を持った色葉の気持ちもわかりますが、オタクすぎて周りの人の気持ちがわからない、どう行動したらいいかわからない、というつっつんの気持ちの方が共感度が高かったです。あと今回は高梨くんと石野さんがとてもよかったですね。高梨くんはつっつんとは色葉をめぐってライバルだったわけですが、なぜか傷ついている色葉とつっつんを励ます側に。石野さんの影響かと思われますが、イケメンがやさしいとは最強。ラストに新しいキャラが登場しました。この人は色葉のなんなんだろう?名前が女の子っぽいけれど、本当に男性?いろいろ謎が残って次回作が待ち遠しいです。