ぼくのわたしの勇者学のあらすじ・作品解説
ぼくのわたしの勇者学は、集英社発行の週間少年ジャンプにて2007年24号~2008年35号まで連載されていた漫画である。全66話、コミックスは6巻刊行している。主人公である鋼野剣(はがねのけん)は教師で私立ホーリーランス高校に赴任するところから物語が始まる。勇者の家系と自称しているが、事実が定かではない。担当は勇者学を教えており、勇者に必要な勇気・強さ・優しさを生徒達に日々教育していた。一生徒の河野盾(こうのじゅん)を気に入り顧問である勇者部に入れられ勝手に部長に任命される。この二人を中心に物語は進んでいく事となるが、鋼野がボケで河野がツッコミという構図は変わらない。河野を含めた5人の勇者部でさまざまなトラブルを解決したり、時には逆にトラブルを引き起こしたりする学園コメディ漫画である。 ジャンプの他にも赤マルジャンプの2008年WINTER号で2話同時掲載したり、同年ジャンプスクエアでも番外編を掲載している。
ぼくのわたしの勇者学の評価
ぼくのわたしの勇者学の感想
『ジャンプ』のギャグ漫画最前線を走る麻生周一の代表作
『週刊少年ジャンプ』で連載したギャグ漫画現在、『週刊少年ジャンプ』上で『超能力者 斉木楠雄のΨ難』を連載中の麻生周一の、一度目の連載作が『ぼくのわたしの勇者学』だ。これも『斉木楠雄』と同じく、れっきとしたギャグ漫画である。連載期間はおよそ一年。一挙2話掲載などをやってのけ、単行本は6巻で完結している。『ジャンプ』におけるギャグ漫画の割合が少ないなか、一発目の連載としてはかなり善戦したほうだろう。新人で10週打ち切りにならず、ギャグ漫画でこれだけコミックスが刊行するのはそうそうあることではない。こういった実力があってか、『勇者学』は一時期の『ジャンプ』で、ギャグ漫画の看板となっていたこともある。ギャグ漫画としては、もう少し突出したところも欲しいストーリーの舞台となるのは学園で、主人公でボケの鋼野剣は教師という立場だ。ツッコミは準主人公の河野盾。テイストとしてはうすた京介の『ピューと吹く! ...この感想を読む
ぼくのわたしの勇者学の登場キャラクター
火鳥終
よみがな:ひとり しゅう 生年月日:11月13日 血液型:O型 身長:183㎝ 体重:68kg 性別:男 性格:ナルシスト 特徴:普段の顔はややイケメンだが、運動中はかなり気持ち悪くなる。ムチコに惚れており、鋼野とムチコが恋仲だと誤解している。そのため鋼野と勝負を挑むが、連敗し学校を去った。その後はファミレスでウ...
風間応助
よみがな:かざま おうすけ 生年月日:7月7日 血液型:B型 身長:167㎝ 体重:48kg 性格:夢想的な性格 特徴:ホリ高の校長。初老の男性。通称「魔王」「閻魔大王」。自称「偉大なる悪の伝道師」。本来勇者と魔王は敵同士であるが、彼と鋼野はかなり親しい。 価値観:魔王を侮辱されると激怒する。 好きなもの:権力、...
茨城ムチコ
よみがな:いばらき ムチコ 生年月日:12月8日 血液型:A型 身長:165cm 体重:52kg 性格:生真面目で厳格な性格 特徴:ホリ高の女性教師(英語担当)。追放計画の一環として、転校生・麦原一子(後述)として1-Aの一員となるが、その後も教師として登場する。また、一時槍崎と手を組み鋼野と勝負する。 物語上での目的:...