守るべきものがあるから・・・ 死ねない理由があるから生き延びられるなんてのは・・・ 弱者の愚かな幻想なのよ
オフィーリア
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CLAYMORE(クレイモア)は、八木教広原作の日本の漫画作品。 2001年から2007年まで『月刊少年ジャンプ』で連載され、同誌の休刊に伴い『ジャンプスクエア』に移籍し、2007年から2014年まで連載された。また、『週刊少年ジャンプ』や『ジャンプSQ.19』で番外編も掲載された。コミックスは全27巻。 物語の中心となるのは、人々を襲い喰らう怪物「妖魔」と、それに対抗するために「組織」の手で妖魔の血肉を体に取り込み、半人半妖となってしまった「クレイモア」と呼ばれる戦士達。 この物語は、最弱のクレイモアである主人公クレアが、ある目的のために組織のもとで妖魔との戦いに身を投じながら、妖魔から助けた少年ラキや共に戦うクレイモアなどの多くの人々との出会いと別れを繰り返し、成長していく様子を描く。 2007年には日本テレビ系列でテレビアニメが放映された他、ゲームやキャラクターソング集のCDなど多くの関連商品が発売された。
ウリはないが安定したストーリー『ジャンプSQ』上にて連載されていた『CLAYMORE』。全27巻の単行本累計発行部数は800万部を超え、ファンタジー漫画としてはかなりの売れ行きを見せた。『CLAYMORE』のシナリオもキャラクターも、そう珍しいものではない。人を食らう化け物・妖魔を倒せるのは銀の瞳の女戦士たちのみ。彼女たちはクレイモアと呼ばれ畏れられている。クレイモアの一人、クレアは恩人であるテレサを殺した妖魔・プリシラへ復讐すべくクレイモアとしての使命を果たしていく…メインのストーリーはこんなところだ。やがてクレアのもとにはクレイモアの同士が集まり、自分たちを生み出した組織が全ての元凶であることを知り、組織の壊滅を目標とする。そのさなかでプリシラと再会を果たし、決戦が始まっていく、と、長期連載に伴って加えられる要素が多くなっていったが、安定して当初の目的であるプリシラの影は消えていない。目的の軸が定ま...この感想を読む
「私の身体の半分しかないその小さな少女は…銀色の瞳からも涙を流せることを私に教えてくれた…」私はこのテレサの言葉こそがCLAYMOREのテーマを表していると考えています。そのテーマは『愛情』です。銀眼の魔女と恐れられている彼女たちには一般人は深く関わろうとしません。そのため一般人に、冷酷、残虐、半人半妖、などのレッテルをクレイモアたちは貼られて生き続けてきました。心理学的に人はレッテルを貼られて、長い間指摘され続けるとそのレッテルこそが自分なんだと誤認しはじめるのです。だからこそ、クレアにとって自分に対して興味を持ち、人として接してくれたラキという存在はクレアの価値観、世界観をひっくり返し、そして愛情深い人間に変えていったのです。加えて、男女の関係にも発展していくのは…人間ならではなのかとも推測します。 また、テレサ討伐の任務を振り返ったイレーネは「お前と一緒にいる幸せそうなテレサを見たとき...この感想を読む
人間を妖魔から守るために作られた半妖魔のクレイモアは、銀色の目をしていて、妖魔と戦うためだけに作られた存在で、半分の妖魔の部分を使いすぎると、半妖魔から本物の妖魔へとなってしまう、彼女たちはそうならないために、必死で力を使いすぎないように戦っている。初めはかっこいいって思いながらただそれだけでした。でも仲間や尊敬していたクレイモアたちが半妖から妖魔へと変身してしまう時自分の手で妖魔となった同僚つまりは、仲間などは皆殺さなければならないという残酷な事を知ったとき辛さが身にしみます。殺さなければ自分が食われてしますから、どんどんハマってしまうそんなアニメです。
よみがな:いれーね 身長:180cm 性別:女 所属:組織 性格:冷静沈着 特徴:片腕のみの妖力を完全に解放し超高速の多段攻撃を繰り出す 特技:高速剣 利き手:右利き 異名:高速剣のイレーネ 組織ナンバー:2 戦闘タイプ:攻撃型
よみがな:てれさ 身長:180cm 性別:女 所属:組織 性格:人を食ったような性格で誰に対しても情けを掛けない 特徴:最強の戦士といわれたナンバー1の戦士で妖気を感じる能力が高い 特技:妖力解放 利き手:右利き 異名:微笑のテレサ 組織ナンバー:182 戦闘タイプ:攻撃型
よみがな:がらてあ 身長:185cm 性別:女 所属:組織 性格:人を食ったような掴み所の無い 特徴:遠方の妖魔やクレイモアの妖気、心理状態までも感じ取ることができる 特技:クレイモアの探索や監視 利き手:右利き 異名:神眼のガラテア 組織ナンバー:3 戦闘タイプ:防御型
オフィーリア
オフィーリアに追い詰められるクレアが、ラキと再会するためにしぶとく粘っていた時にオフィーリアが言った言葉
イレーネ
クレアとイレーネが亡くなったテレサについて話していた時に、テレサのことを思い出して泣いているクレアに対して言った励ましの言葉
テレサ
主人公クレアを盗賊から守るため組織(人を喰う妖魔を倒すために作られた組織)の「戦士は人を殺してはいけない掟」を破ってしまった組織最強の戦士テレサ。 粛清として仲間達に殺されなければならないが、テレサはそれを拒否し、仲間達を斬り捨てる。一緒に旅をする中で戦うだけの戦士テレサにできた大切な存在のために彼女は生きていくことを決める。 それが組織を裏切り過酷な運命が待っていても、生きる意味を守る為に