CLAYMOREの評価
CLAYMOREについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に漫画を読んだレビュアーによる評価が4件掲載中です。
各項目の評価分布
CLAYMOREの感想
半人半妖の女戦士達による薄幸の戦記
ウリはないが安定したストーリー『ジャンプSQ』上にて連載されていた『CLAYMORE』。全27巻の単行本累計発行部数は800万部を超え、ファンタジー漫画としてはかなりの売れ行きを見せた。『CLAYMORE』のシナリオもキャラクターも、そう珍しいものではない。人を食らう化け物・妖魔を倒せるのは銀の瞳の女戦士たちのみ。彼女たちはクレイモアと呼ばれ畏れられている。クレイモアの一人、クレアは恩人であるテレサを殺した妖魔・プリシラへ復讐すべくクレイモアとしての使命を果たしていく…メインのストーリーはこんなところだ。やがてクレアのもとにはクレイモアの同士が集まり、自分たちを生み出した組織が全ての元凶であることを知り、組織の壊滅を目標とする。そのさなかでプリシラと再会を果たし、決戦が始まっていく、と、長期連載に伴って加えられる要素が多くなっていったが、安定して当初の目的であるプリシラの影は消えていない。目的の軸が定ま...この感想を読む