マスコミに取り上げられたくらいでいい気になって、客を粗末にするような人間の作る物は、食べる価値がないっ!!
山岡士郎
理解が深まる漫画レビューサイト
漫画レビュー数 3,136件
「美味しんぼ」は原作雁屋哲・作画花咲アキラによる漫画作品。「ビックコミックスピリッツ」(小学館)誌上に1983年より掲載開始された。タイトルは雁屋氏の造語でフランス語の「グルマン」(=食道楽、食いしん坊)に近いニュアンスのものだと言う。 他メディアへの展開としてはTVアニメが1988年から4年間、日本テレビ系列で放映されている。実写ドラマでは1994年開始のシリーズ(唐沢寿明主演)と2007年開始のシリーズ(松岡昌宏主演)の2つがある。また1996年には映画化され実の親子である佐藤浩市と三國連太郎の起用が話題を呼んだ。 本作は1990年台のグルメ漫画ブーム、あるいはグルメブームそのものを形づくった主要的・中心的作品で、作中の「まったりとして、それでいて‥‥」といった美味を形容するセリフは各所でしばしば引用された。2つの新聞社の名誉を賭けた料理対決を軸に、和洋中その他世界中の幅広い料理や食材の知識が披露されていく。
グルメ漫画の代表作・『美味しんぼ』評価と問題『美味しんぼ』は、おそらく日本で一番有名なグルメ漫画だ。普段漫画を読まない人も『美味しんぼ』の名は聞いたことがあるだろう。ドラマで、ネットで、あるいはニュースで。『美味しんぼ』はグルメ漫画の人気作品でありながら、時折問題児として世間を賑わせている。そもそも、原作者である雁屋哲はある種において極論を展開する人間であることは、『美味しんぼ』を読んだことのある読者なら誰もが知っている。ある国の人々を傲然と「味覚オンチ」と言い放ったり、あるいは差別主義者を痛烈に批判したり。作中の山岡、ならびに海原雄山の痛烈なセリフの数々は、原作者・雁屋哲の脳内に生み出されたものがそのまま投影されているだ。こうした炎上しかねない作中のキャラクターの発言を差し置いても、『美味しんぼ』は漫画として人気がある。というのも、痛烈な批判の末に『美味しんぼ』は答えを見つけるからだ...この感想を読む
良かったー、サブタイトルからもわかるけどとうとう山岡さん一大決心をしたんだね。おめでたい感じで終始進むのかな、と思いきやそこはやっぱり美味しんぼらしい展開。いきなり二木さんのおじいさんは倒れちゃうし。おまけに山岡さんまでも、勤務中に倒れて生命の危機になっちゃうし凄い展開続きです。でも、そこを栗田さんが迷うことなく自分の信じたとおりに突き進んでいく感じが好きです。海原雄山にも、ある意味立派な啖呵切っちゃうし。いろんな邪魔が入って、右往左往する珍しい山岡さんも見られました。今までの巻とはちょっと趣が違う感じがして、このシリーズの中でも結構好きな1冊になりました。
この、コミックスについて感想を書きたいと思います。初めに思ったのは「凄い」と思うのです。普段、何気無く食事をしている事にはなっているのですが、美味しい物などには記憶がハッキリと残っているのです。ですが、この巻数を読んでいくと、意外な物が食する事が出来るのではないかと感じてしまうのです。それ意外にでも、普段ならば食べられるのが難しいのではないかと思うような物が食べられるのは驚きにも感じられるのです。いずれにしても、食事には人との関わりが大切にもなってくるのではないかと思います。少しでも、食事について記憶に残るような感覚にもなってくるのではなかと思うのです。
よみがな:やまおか しろう 年齢(作品時):27歳 性別:男性 住まい:東京都中央区月島 所属:東西新聞社文化部記者 性格:頑固 ポリシー:正義感が強く、権力に一切こびることがない。 趣味:音楽はジャズが好き。オーディオマニアとしての描写も見られ、レコードプレーヤーのカートリッジにこだわるほどの、重度の...
よみがな:くりた ゆうこ 年齢(作品時):22歳 性別:女性 所属:東西新聞社文化部記者 性格:温厚で聡明、お人よし。 特徴:一見控えめだが芯は強く、容認し難い発言には相手が社会的に地位の高い人間であっても毅然として反論する。 特技:海釣りに才能があり、幻のサバ・天然の鯛・座布団カレイなどの大物を釣り...
山岡士郎
横浜中華街の話題の店に食べに来た山岡一行。しかしそこは料理の種類に関わらず取り皿を一枚しか出さなかったり、麺類は安くて面倒だから1グループ1種類にしてくれと言ったり客を散々の扱い。そこで怒り心頭になった山岡が去り際に放った言葉。
中橋さん
両親をなくして不幸続きだった貧乏学生に対して、トンカツや屋の店主の中橋が言ったセリフ。その言葉に救われ、学生は後に大成功した。
山岡士郎
美味しんぼ3巻第4話、料理のルールのセリフ。他者の文化への理解を訴えるシーンでの言葉。