ハーメルンのバイオリン弾きのあらすじ・作品解説
ハーメルンのバイオリン弾きは、渡辺道明がエニックス(現スクウェア・エニックス)発行の雑誌月刊少年ガンガンで1991年4月号から2001年2月号までに連載していた漫画が原作のアニメである。1996年10月02日から1997年03月26日にテレビ東京系列にて全25話が放送された。 スタカット村で大きなバイオリンを所持し、オーボウと呼ぶカラスを従えたハーメルという青年が暮らしていた。 ある日村の近くで幼馴染のフルートと傷ついた旅人を助けた事がきっかけとなり村は魔物に襲われてしまう。同時にフルートがスフォルツェンド王国の王女である事を知るが、フルートを護っていたスフォルツェンドの兵士達であり村人であった者達は戦いに敗れ、村は大火に包まれた。二人はスフォルツェンドへの旅を余儀なくされるのであった。 TV版では原作に反してギャグ要素がなくファンの間では評価が分かれる作品となってしまったが1996/04/20に公開された劇場版では、TV版で排除してしまったギャグを盛り込んだ事により原作通りの作品となった。
ハーメルンのバイオリン弾きの評価
ハーメルンのバイオリン弾きの感想
音楽に最大限力を入れた一作
ハーメルンのバイオリン弾きは主人公ハーメルが超特大バイオリンを手に魔族を討伐していく王道ストーリーになっております。私自身はこの作品でクラシックの知識を学んでたりしてました。この作品の最大の特徴かつ最も評価できる点はハイクオリティの楽曲の数々です。主人公のハーメルは魔族と戦う際にバイオリンを演奏し、様々な効果を用いて戦うからです。その際の楽曲の高さは昨今のアニメと比べてもほぼ遜色ないかそれ以上のものに仕上がっており、一度見ただけでもビックリするのではないかと考えられます。しかし、その楽曲のクオリティの高さゆえに製作費をかけすぎた感じも否めないです。なにかひとつでも尖らせて良くするのは両刃の剣だなということを意識させられます。残念な点として、原作に豊富なギャグシーンが全くなく原作重視している人には入りにくい内容になっている点です。私自身もギャグありきのものと捉えていたので最初の数回は戸惑...この感想を読む
ハーメルンのバイオリン弾きの登場キャラクター
トロン・ボーン
生年月日:5月6日 年齢(作品時):10歳 血液型:B型 身長:140cm 体重:45kg 星座:牡牛座 性格:泣き虫で臆病な性格 特徴:アニメ版ではハーメルが父の命を奪ったと思い、仇を討とうとしていたが、次第に考えを改めていく。コルネットの心を開いてからは、コルネットと共に行動するようになる。エピローグではダル・...