ゴクドーくん漫遊記のあらすじ・作品解説
ゴクドーくん漫遊記は中村うさぎによるライトノベルを原作としたテレビアニメである。主人公である傍若無人な性格の冒険者、ゴクドー・ユーコット・キカンスキーの活躍が描かれた。 制作はトランス・アーツ、監督は杉島邦久で、1999年4月2日から9月24日にかけてテレビ東京系列にて放送された。また、三重テレビでは遅れネットで放送された。1999年7月23日から2000年1月25日にかけてリリースされたVHS、LD、DVDも存在する。 1999年4月から10月にかけてはラジオ番組「電撃アワー 極道くん漫遊記外伝」が放送されており、パーソナリティは三石琴乃と石田彰である。その後パーソナリティを変えて「三重野瞳の電撃アワー 極道くん漫遊記外伝」「電撃うさぎアワー 極道くん漫遊記外伝2」も放送された。 コミック電撃大王には桐島たけるによる漫画が、ドラゴンJr.には東田寛子による漫画が連載された。 なお、原作小説は2015年時点で長らく刊行がストップしており、未完である。
ゴクドーくん漫遊記の評価
ゴクドーくん漫遊記の感想
傍若無人な主人公を体現化
ゴクドーくん漫遊記は主人公のゴクドーくんが従来のアニメや漫画では考えられないくらいの傍若無人っぷりが特徴であり、その面により周囲の登場人物が振り回されるストーリー展開であります。今まで見てきたアニメや漫画では正義のためとか王道的な信念を秘めているのに対し、この作品では真逆であり、この作品を見た当初は斬新だなと感じた。人間の汚い面をしっかりと描いている作品はあまりなく、人間の欲望とか汚い面をゴクドーくんが体現しているのではないかなと感じた。しかしその分、自分に返ってくる所もしっかりと描いているので計算された作りになっているのではないかと思う。登場人物もゴクドーくんに負けず劣らずの存在が揃っており、物語にインパクトを与えてくれていて飽きなく見ることができます。しかし、そういう面が強く出てるせいか人を選ぶのもまたこの作品の大きな特徴である。ツボにハマる人にはとことんハマるがそうでない人には本...この感想を読む
ゴクドーくん漫遊記の登場キャラクター
ニアリー
ニックネーム:プリンス 年齢(作品時):17歳(魔界では700歳) 身長:176cm 体重:61kg 性別:男 性格:気取った性格 特徴:魔王の息子。本名で呼ばれることはほとんど無く、地の文でもプリンスと書かれている。アニメ版では詠唱の際に「我が名、ニアリー・ザ・プリンス」と名乗っていたが、正式名称かどうかは不明。...
ルーベット・ラ・レェテ
年齢(作品時):15歳 身長:153cm 体重:41kg 性別:女 性格:バイタリティに溢れる性格 特徴:エシャロット国、ラ・レェテ公爵の一人娘。エシャロット国王の陰謀に巻き込まれて誘拐されたが、ゴクドーと共に国王を倒した。 物語上での目的:スリルを求めてゴクドーと共に冒険の旅へ出てしまう 好きなもの:武芸一般...
ゴクドー・ユーコット・キカンスキー
年齢(作品時):16歳 身長:172cm 体重:58kg 性別:男 性格:傍若無人 ポリシー:他人の迷惑など全く考慮せずに自由気ままに生きること 特徴:本当はエシャロット国の王子であり、元々セイギと同じ体を共用するいわゆる二重人格者であったが、幼児の頃に父親である王に真っ二つにされて殺され、プリンスの母親に生...