時空探偵ゲンシクンのあらすじ・作品解説
時空探偵ゲンシクンは、1998年10月1日から1999年6月24日にかけてテレビ東京で放送されたアニメである。原作は園田英樹、監督は福富博、キャラクターデザインは大橋幸子。 声の出演はゲンシ役はゆきじ、オトタン役は立木文彦、大和トキオ役は森田千明、大和ソラ役は水樹奈々。 世界の歴史がおかしくならないように時間を管理している時間の国が、何者かに破壊されてしまい、時空モンスターがいろいろな時代に飛び散ってしまった。 原始時代に生きるゲンシクンは、父親と狩りをしている最中に時空モンスター「ラブラブ」に遭遇する。しかし時空犯罪者の「TPレディ」がラブラブを捕獲しにやって来て、ゲンシクンはラブラブと一緒に化石にされてしまった。時代は変わって25世紀に化石として掘り起こされ、復元されたゲンシクンは、時空モンスターを追う時空探偵として活躍していくことになる。 原始時代に生きていた少年が、未来で仲間と協力して生きていく様子を描いたコメディアニメである。
時空探偵ゲンシクンの評価
時空探偵ゲンシクンの感想
歴史とファンタジーの融合
時空探偵ゲンシクンは時空モンスターを巡り、過去のあらゆる時代を冒険する作品であります。主人公は原始人のゲンシクンで多彩なアクションにより物語を盛り上げてくれます。この作品は過去のあらゆる時代に行く上で政治や芸術、発明など現代に大きな影響をもたらした偉人と出会うというのが大きな流れであり、ちょっとした教養を知ることができる作品であります。私自身もライト兄弟が初めて飛行機を作ったということやロダンが彫刻家であったことなどを知ることができて話のネタにもなりました。歴史が苦手という人もこの作品のちょっとした雑学的要素で軽く抑えるのもありなのかなと感じました。また、この作品を支える要素である時空モンスターは可愛いものが多く、偉人達に大きな影響を与えている存在として欠かせません。モンスター達は時には頼もしい味方でもあり、時には立ちはだかる強敵という二面性も持ち合わせており、作品の根幹を形成しており...この感想を読む