生きてりゃ、もう一回くらいやれるさ
甲斐洌輝
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機動警察パトレイバーは、1989年10月から1990年9月(全47話)まで日本テレビで放映された1980年代後期を起点とした10年後とその後数年の東京を舞台の中心とした近未来SF作品である。 原作はヘッドギア、制作はサンライズ、監督はうる星やつらの演出の吉永尚之の作品である。 この作品の前後で漫画、小説、映画やOVA等の別のメディアでも制作されており、この当時では珍しいメディアミックスの先駆者でもある。 なお、往年のロボットアニメの場合、玩具販売促進の作品が殆どの中で唯一作品自体を販売するビジネスモデルでも話題となった。 この作品は1998年の東京が舞台となっており、現実社会とはさほど変わってはいないが、ロボット技術の急速な発展により『レイバー』という歩行式作業ロボットが急速に普及、その為『レイバー』による犯罪が急増、警視庁は急遽専門部署として特科車両二課、通称『特車二課』を設立、物語は『特車二課』に所属する若者達の葛藤と成長、人間ドラマと陰謀ドラマの織り交ざった作品である。
作品の世界観の中での高い整合性まずは、この作品における発案と着眼点は素晴らしいです。犯罪が大型化、ロボット化してくるという発想は、当時は妙なリアリティーがありました。ロボットの技術革新が目覚ましい背景だったので、重機のような感覚でロボットが犯罪に使われることがあるのではないか、という着眼点が良かったと思うのです。秀逸なメカデザイン犯罪を取り締まる為に、警察にも警察官が操縦するロボットが導入される、という設定も必然のように感じます。パトカーを意識したメカデザインも秀逸で、カッコ良さが際立ちますね。一見すると、機動戦士ガンダムにでてくるモビルスーツ「ジム」を彷彿をさせるサングラス顔ではありますが、シュッと逆三角形の顔にすることで、戦隊ヒーローのようなイメージを持つことができます。ウイグマンの顔にも似ていますね。色んなデザインの良いところを取り入れており、革新的なイメージというより、カッコ良...この感想を読む
ノアの箱舟と「箱舟」アダムとイブの子孫であるノアが、神から大洪水を起こすと告げられ、自分と家族、周りの人々を大洪水から護るために巨大な船「ノアの箱舟」をつくったわけですが、劇中における「箱舟」は、社会がより発展するために立ち上げたバビロンプロジェクトの1つとして建造した巨大構造物であり、護りではなく、攻めのためのものと位置づけられると思います。この点がノアの箱舟と「箱舟」の違いであり、帆場暎一の怒りに触れた、もしくは帆場の犯罪のトリガーとなっていくのだと思います。帆場暎一の犯罪の目的「箱舟」から帆場暎一が謎の笑みを浮かべながら身を投じる場面、これが何を意味するのか。それは、「箱舟」を壊せば犯罪は未然に防止できるかわりにプロジェクトが崩壊し、また、「箱舟」を壊さなければ全国でレイバーが大暴走し、街を壊滅させる。そのどちらも起こさせない、つまり、「箱舟」を壊さなくても暴走を未然に止める手段...この感想を読む
よみがな:しばしげお ニックネーム:シゲさん 性別:男性 国籍:日本 所属:特軍二課整備班 性格:陽気 特徴:班長である榊に対して崇拝といっていいほどの敬意を寄せている 特技:整備の知識、技術共に一級品 出身:千葉県松戸市 存在:整備班の「若頭」的存在
よみがな:なぐもしのぶ 性別:女性 国籍:日本 住まい:母親と二人暮らし 所属:特軍二課 特徴:実質的な責任者 出身:東京都世田谷区成城 階級:警部補 自家用車:フィアット・パンダ かつて:「警視庁きっての才媛」と呼ばれた人材だった
よみがな:くまがみたけお ニックネーム:武さN 性別:女性 国籍:日本 性格:自分にも他人にも厳しく律する性格 特徴:操縦技術に関しては隊内でも1、2を争うほど 出身:兵庫県西宮市 苦手:怖い話や怖い物が気絶するほど苦手 階級:巡査部長 両親:父親は"桂花女子大"に勤める誠治、母親は専業主婦の瀧子
甲斐洌輝
20年かけたクーデターが失敗に終わり、逮捕される直前のセリフです。