引っかかったほうが悪い、とは言わんが、向こうもこんな方法があるのかと感心するじゃろ。騙された時に怒っているようじゃ、話になりんせん。そんな方法もあるのかと感心してこそ一人前じゃ。
ヨイツの賢狼ホロ
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狼と香辛料は、支倉凍砂の作品で、2005年に行われた第12回電撃小説大賞の銀賞受賞作品である。 2007年に漫画化され、2008年にテレビアニメ化されて、同時に、コンピューターゲーム化されたのである。 ストーリーは、中世ヨーロッパ的世界での物語で、旅の青年行商人のクラフト・ロレンスが、いつもの商取引の為に立ち寄るパスエロ村に立ち寄った時に、そこの麦の収穫を豊富にする為に、根付いていた狼の化身である、ホロに出会うのである。 ホロは、その地域では、神とした崇められていたけども、農業技術の新歩で、ないがしろにされ、遥か北の故郷に帰ろうと思い、クラフト・ロレンスの馬車に隠れて乗り込むのである。 それを知ったクラフト・ロレンスは、綺麗で若い女性の姿をして、耳が狼で、しっぽが生えているホロと旅をする決意をするのである。途中で、クラフト・ロレンスが商売に失敗して、破産をしそうになる場面などもあるが、それを乗り切って、旅を続けるのである。
商人と経済というファンタジーアニメまず、この「狼と香辛料」の大きな特徴は?と問われれば「商人の話」と言えます。経済というと非常に複雑であり、歴史があり、そして学問の一ジャンルとして確立するほどの奥の深いものが主軸となっています。この物語を位置づけるなら間違いなくファンタジーアニメですが、剣や魔法は出てきません。主人公は商人であり、商人の習わしや掟にそって利益を得るという立場にあるのが特徴と言えるでしょう。貨幣、為替、流通、など現代でも通用する単語が出ますが、非常にわかりやすくシンプルな内容として描かれている事が、専門の知識がなくても楽しめる部分です。中世ヨーロッパが舞台ということですが、やはり完全なファンタジーフィクションであるため、多少シンプルに描かれていますが、大学等で経済学を学ぶ者たちが、歴史の一環として習うだろう当時の流通を物語として得られるのは素人にとっても非常に興味深いです...この感想を読む
この狼と香辛料はタイトルの通り、ヒロインが狼の少女であることから物語は始まります。その少女は故郷に帰るために行商人のロレンスと共に、商売をしながら故郷に帰っていくというお話です。この狼の少女、ホロはとってもかわいく、頭も切れるので、行商人にとってはありがたい存在だとも言えます。このアニメを見てホロを嫁にしたいと思った人も数多くいることでしょう。小説はもう完結しており、アニメはその道中までのお話しかありませんが、それでも見る価値はあると思います。ホロの可愛さ、ロレンスの商売の腕、そのほかにも音楽や、舞台背景などなど、見所は沢山あります。漫画版はまだまだ完結していませんが、漫画版を読むと、ホロの可愛さが一層大きく見えます。漫画版から入るのもよし、アニメから入るのもよし、小説からも入るのもよし、どこから入ってもよしと言える作品です。ロレンスが商売で騙されたシーンはシリアスで、そこからどういう...この感想を読む
中世の西洋のような世界設定のファンタジーアニメだが、剣や魔法は一切出てこない。狼の化身賢狼ホロと旅をすることになった行商人ロレンスの話。商売や経済の話しを中心にストーリーが進んでいくので大きな盛り上がりなどはないが、ロレンスの仕事のやりとりやホロの駆け引きなどはテンポが良くて観ていて楽しかった。ゆったりと進んでいく展開は、作品の雰囲気にも合っていてよかったと思う。最初はなりゆきで旅をすることになった2人が、だんだんと息の合うパートナーになっていくところが面白い。長く生きてきて知恵もあるホロだが、意外に無知なところもあったり子供っぽいところがあったりするのが可愛かった。
よみがな:ほろ 身長:145cm前後 性格:ツンデレ 特徴:耳や尻尾が生えている 好きな食べ物:肉、りんご 物語上での目的:故郷のヨイツを見つけること
ヨイツの賢狼ホロ
訪れた商会で、毛皮の取引始めたロレンス。交渉成立の直前、傍にいたホロが、自分に任せるよう合図を出す。それに従うと、ロレンスより上手い口上により一気に値を上げることができ、交渉を終えたが…
クラフト・ロレンス
主人公たちをだまして、殺そうとしていた相手を狼のホロが食い殺そうとした時になだめるために言った言葉