BLOOD+ ブラッドプラスのあらすじ・作品解説
BLOOD+ブラッドプラスとは、Production I.G.によるアニメ作品。2005年10月から2006年9月にかけて、毎日放送・TBS系列で放送された。ProducionI.G.によるメディアミックス作品「BLOOD THE LAST VAMPIRE」をもとに、ストーリー、キャラクターを一新して制作されたアニメである。 沖縄県に住む女子高生・音無小夜は、1年以上前の記憶がない。それでも家族や親友に囲まれて、ごく普通の毎日を送っていた小夜だったが、ある日、得体のしれない怪物に襲われかける。青年・ハジに助けられ、彼から「小夜、戦って」と告げられるが…というストーリー。 作中では吸血鬼をモチーフにした部分が多くみられるほか、多くの謎を秘めた奥深い作品として、女性を中心に根強いファンが多い。また史実や、舞台である沖縄県が抱える米軍基地問題なども取り上げられている。この作品をもとに、漫画化やゲーム化作品も作られたが、アニメ作品とは多少内容が異なっている。
BLOOD+ ブラッドプラスの評価
BLOOD+ ブラッドプラスの感想
四クールにすべきではなかった
BLOODシリーズを踏襲『BLOOD』シリーズは発表当初、知る人ぞ知る作品だった。少なくとも、世のアニメ好き、漫画好きでもその名前を知っている人はそれほど多くはなかっただろう。筆者が『BLOOD』の名を知ったのは、ゲーム雑誌で紹介されていた“やるドラ”が初めだったと思うが、そのときから独特の世界感が記憶に残る作品だったと記憶している。血に塗れたセーラー服の少女、小夜のビジュアルは、それだけ印象に残るものであった。ふくよかな赤い唇が特に印象深い、肉厚的な小夜のビジュアル。荒々しくも洗練された作画は強烈なインパクトを与えた。調べてみれば『キルビル』などで知られる映画監督のクエンティン・タランティーノも『BLOOD』が好きだという話だから、やはりそれだけ世間に強く存在感を示していたのであろう。本作品『BLOOD+』は、アニメ作品『BLOOD The Last Vampire』からの流れを踏襲し、「吸血鬼との戦い」「吸血鬼を倒すことが出来る...この感想を読む
正反対な双子の姉妹
つい見てしまった私はこの手のストーリーがもともと苦手でした。何とか見れるのは、子供向けの妖怪ものか『マスターモスキートン99』でした。この『BLOOD+』が放送されていた土曜日6時というと、この前まで『機動戦士ガンダムSEEDDESTINY』を見ていたからです。最終回を見たというのに勘違いして見たのが『BLOOD+』でした。最初は怖そうだと思いましたが、作画が綺麗だったのでつい見てしまいました。そして、確かに怖いシーンも結構あるのですが、作画と演出が素晴らしくて、気が付くと毎週欠かさず見ていました。ただ、翼手が暴れているシーンはやはり怖くて、大抵クッション越しでしたが(笑)。しかし、それぐらいの魅力がこの作品にはあったのです。小夜やハジの戦う姿はハリウッド映画のようだったし、OPやEDにはあらゆるアーティストの方が楽曲提供していて、それら全て作品とよく合っていました。それに、架空の話しの中にも実際の歴史が混ざっていた...この感想を読む
日本刀で戦うヴァンパイア
主人公の音無小夜は沖縄に住む女子高校生。彼女には一年前以前の記憶がなかったが、育ての父・義理の兄弟たちと幸せに暮らしていた。ある日、夜の学校で小夜はハジと名乗る青年に出会う。そこで突然現れた怪物に襲われる小夜に、ハジは・・・日本刀を振り回して戦う女子高生、というのが新しくて良いです!物語序盤から、かなりスプラッタなシーンが続きますが、アクションや殺陣のシーンがとにかくカッコイイ!小夜の生い立ちなどはすべてが謎に包まれていますが、彼女の父親の店に訪ねてきた沖縄をうろつく怪しい男、アメリカ軍も関わって今後の展開が非常に楽しみな作品です。
BLOOD+ ブラッドプラスの登場キャラクター
音無小夜
よみがな:おとなし さや 年齢(作品時):16~17(実際は150年以上生きている) 性別:女の子 所属:コザ商業高校の陸上部 性格:最初の頃は現在よりも我儘な性格 特徴:黒髪のショートヘアで、瞳は茶色、食欲旺盛 特技:剣技(フェンシング) 好きな色:ピンク 家族:宮城ジョージの養女で、カイの義妹であり、リクの義姉...