貴方を大切に思ってるモノ それを理解らず、自分を大切にしない 他者が傷つくのは厭うのに 自分は傷つける 傷ついた貴方をみて 貴方を大切に思うモノが どう傷つくかも理解らない
女郎蜘蛛
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×××HOLiCは、週間ヤングマガジンに2003年から2009年、まで連載された後、改題され、その後も続編が断続的に発表されている作品である。また、この小説はゲーム、小説、アニメ、ドラマなど、幅広いメディアに取り上げられている。この作品はCLAMP原作であり、その世界観を理解するうえで、同作者によって執筆されたツバサ・クロニクルと設定を共有しているため、より世界観を深く理解したいのであれば、両方の作品を見ることが、お勧めである。 この作品は、主人公である四月一日君尋が、もう一人の主人公で、願いを叶える店の店長である壱原侑子と出会うことで始まる。四月一日君尋は、自分自身の願いを叶えるたの代価を支払うためにバイトを始めるのだが、この店に持ち込まれる依頼はどれも一癖も二癖もあるような、奇妙なものばかり。しかし、そんな奇妙な依頼の中にあっても、四月一日君尋は精一杯活動し、幾つもの出会いを経験し成長していくのである。
一体何の話なのか、全く見当が付かない絵柄。ラブストーリーなのかサスペンスなのか、内容がイメージ出来ない不思議な絵柄を目にした時に、実際の所はどう言う内容なのか確かめたくて読み始めました。絵柄に反して、意外と内容が深いっぽい?いわゆる「上手な絵」では無い事もあって、自分の中での当たり作品になりそうかどうかすら予測出来ないままに読み始めましたが、侑子さんの言葉にハッとさせられる事が多い作品でした。単なるオカルトではなく、人間としてのあるべき姿勢や生き方のようなものを的確に指摘して来るので、学ぶ所も多くあります。作品を見る限り、そんなに年齢層の高い作家さん達では無さそうに感じるので、どうしてそう言う事をよく知っているのだろう?と不思議に思っていました。それについては後に宗教の事を学ぶ機会があったので、理由が判りました。ストーリーを作っている方は、宗教のことをよく勉強してらっしゃるんですね。全...この感想を読む
この作品は他の作品に比べると特に独特な雰囲気が強いです。言葉の言い回しもわざわざ漢字を使用しているものが多いです。そして、絵柄も今までの作品と違う印象を受けます。線がしっかりぐっと描かれていて、カードキャプターさくらのときのような線の細い描きこみのタッチとは全く違います。また、スクリーントーンの使用が殆ど見当たらず、和の色が強いのも特徴で綺麗です。装丁も好みで、天・小口・地の部分がその巻に合わせた色(1巻は綺麗な紫)に染まっています。正直、最初は昔懐かしの絵柄ではないことに違和感があったのですが、話の内容がとても自分好みであったことでその違和感が吹っ飛びました。アヤカシを引きよせてしまう体質の四月一日君尋が、あるとき導かれるようにして入ったのは、対価を払えば願いを叶えてくれる店。店主は正体不明な女性、壱原侑子。こんなお店があったら気になってしょうがないなーと思います。昔ながらの言い伝え...この感想を読む
表紙を見てもこの作品の雰囲気が感じられるように、ダークで不気味な印象な漫画です。絵はやっぱりうまいなぁと思います。さすがCLAMP.これはCLAMP作品の中でも、色味の使い方が独特で癖がありますが、好きな人はとっても好きになりそうな作風だと思います。話もホラーな感じがあるのでどきっと見てしまいます。話の構成は教訓ちっくなので苦手な人は苦手かなと思いますが私はこれでいいと思います。でも読んでいくといい話だな、ってシーンもけっこうあっていい作品だったりする。ツバサと激しくリンクしているので多分全部理解しようと思ったらツバサを理解しなくてはならないというある意味複雑なお話。
よみがな:わたぬききみひろ 生年月日:4月1日 性別:男 住まい:アパート 所属:私立十字学園 性格:感情表現が豊か、どんな相手でも無条件に優しい 特徴:家事万能で、料理上手 物語上での目的:アヤカシを惹き寄せる体質を治す 正体:存在を補うために生まれたもう1人の『小狼』 アルバイト:ミセで家事手伝い 役割:...
よみがな:どうめき しずか 生年月日:3月3日 性別:男 所属:私立十字学園 性格:朴念仁だが、天然ボケでかなりのマイペース ポリシー:人に頼ることはほとんどしない主義 特徴:三白眼かつ鉄面皮 好きなもの:四月一日が作る料理と酒 能力:弓でアヤカシに見えない矢を射ることで祓える 実家:寺
女郎蜘蛛
主人公が、とあることから右目を失ってしまう。 その失くした右目を女郎蜘蛛が持っていると知り、彼を慕う座敷童が取り返しに行くが捉えられてしまう。 主人公が助けに行った際、右目も、足りないのなら他も渡すから大切な座敷童を返して欲しいと交渉。 その際、女郎蜘蛛からそんな簡単に投げ出せるモノを大切なモノと交換できると思うのかと主人公へ言う。 反論する主人公に対し、さらに言った台詞。
壱原侑子
主人公が納得できない質問をゆうこにしたときにたびたび使われる