怪盗セイント・テールのあらすじ・作品解説
怪盗セイント・テールは、講談社の少女漫画雑誌「なかよし」にて1994年10月号から1996年12月号まで連載された立川恵による日本の少女漫画。単行本はKCなかよしより全7巻が刊行された他、2011年にはKCデラックスなかよしより新装版全4巻が刊行されている。 昼間は聖(セント)ポーリア学園の中等部に通う普通の女の子、夜は巷で話題の怪盗「セイント・テール」として飛び回る二足のわらじの生活を送る羽丘芽美(はねおか めいみ)と、中学生ながらセイント・テール専任捜査官に指名された芽美のクラスメート飛鳥大貴ことアスカJr.を軸に、セイント・テールの活躍と芽美の恋模様を描いた怪盗ラブコメディ。 1995年に東京ムービー新社(現トムス・エンタテインメント)と朝日放送により全43話のテレビアニメが製作された他、ゲームソフト化やミュージカル化など複数のメディアミックス展開がされた人気漫画で、作者の立川恵の代表作である。
怪盗セイント・テールの評価
怪盗セイント・テールの感想
怪盗、マジック、時々恋愛なファンシー少女漫画
迷える子羊を救うかわいい怪盗泥棒が主人公だけど正義っていうのが小学生向けにぴったりの少女マンガですね。親友でシスターの聖良のもとに現れる依頼者のために自慢のマジックでかわいく目的のお宝を盗んでいくセイントテールに子供のころ憧れました。主人公の運動神経の良さも魅力の一つですね!いつの時代も運動が出来るって子供の憧れの的ですよね。似たような怪盗物の少女漫画が別の出版社からこの作品の後にもありましたがこちらが元祖でありファンタジー要素が強くて子供に抵抗なく読ませれるなと感じます。「ワン・ツー・スリー」ってお決まりのマジックを披露する掛け声とともに毎回かわいくて素敵なマジックが繰り広げられ毎話の楽しみでもあります。中でも相棒(?)のルビィを使ったマジックが芽美らしくて可愛いですよね。マジシャンと怪盗の2つの顔をもつ芽美ですが母が怪盗、父がマジシャンってことでわかりやすい設定も好みです。アスカJr...この感想を読む
「本当の自分」を救い出して&変身願望
「本当の自分」を見つけ出して(&受け入れて)ほしいという万人の願いこの作品、当時読んだときはもちろんそこまで、考え込むことができてなかったのですが(小学生とかだったので・・・)今改めて考えてみますと。誰しもが持つ、ペルソナ(=仮面)、役割としての自分(妻、とか母、とか子とか生徒とか先生とかいろいろ)や、タテマエ、自分でも無自覚なうちに背負いまくってるいろんなもの、そこにすっかり埋もれてしまって、苦しくて見えなくなってしまっているピカピカの「本当の自分」。※本当の自分が実存するかどうかは別にして、ここではあくまでイメージのお話ですそんな、「本当の自分」を、想いを寄せる、愛する異性が全身全霊で見つけ出して救い出してくれる(捕まえてくれる)、そうだったらいいのに!!そうであってほしい!!というような、人間の願いが込められている作品じゃないかなと思うんです。(ちょっと眠り姫とかみたいですね。今...この感想を読む
変身少女ものかな?
立川恵先生の代表作です。立川恵先生のぷくぷくていてふんわり感のある絵柄が大好きでした。手品で衣装を変えるとか、夢があって面白い作品だったなぁとおもいます。聖ポーリア学院に通っている羽丘芽美は中学二年生の女の子。だけれどそれは昼の姿で、夜になれば怪盗セイント・テールになり、詐欺や窃盗でとられた金品を本当の持ち主に返すという正義の怪盗。彼女は友人の深森聖良と一緒に犯罪の被害にあった迷える子羊達の救済を務めている。警察はセイント・テールを追っていて、その警察の中の一人に・アスカ.Jrという天才少年がいた。彼は芽美のクラスメート。最初は敵同士だったが次第に魅かれあっていく少女漫画らしいものがたり。
怪盗セイント・テールの登場キャラクター
羽丘映美
よみがな:はねおかえいみ 血液型:A型 性別:女性 国籍:日本 特徴:専業主婦 特技:運動神経が良い 職業:源一郎のマジックを手伝うこともある 誕生日:10/27 若い頃:怪盗ルシファーとして活躍していた 引退:怪我をして引退した
羽丘源一郎
よみがな:はねおかげんいちろう 血液型:A型 性別:男性 国籍:日本 性格:温厚 特徴:優しい 価値観:妻子を溺愛する 職業:マジシャン 誕生日:3/1 生計:マジックのみできちんと生計を立て、家も建てている
佐渡真人
よみがな:さわたり まなと 生年月日:12月8日 血液型:O型 性別:男 所属:聖ポーリア学院・中等部 性格:キザで軽薄な陰謀屋で、目立ちたがりな性格 特徴:セイント・テールに酷い目に遭わされたため、彼女を目の敵にしている。セイント・テールの関係で新聞部の活動を見学した芽美に一目惚れし、しつこくアタック...