猪熊虎滋郎のプロフィール
本名 | 猪熊虎滋郎 |
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よみがな | いのくま こじろう |
性別 | 男 |
所属 | 柔の父親。柔道家。 |
性格 | 温和 |
特徴 | 父親に似て食い意地が張っており、好みの菓子の種類も見事に同じであるが口数は少ない。 |
価値観 | 指導力は高い。 |
物語上での目的 | 本阿弥さやか・マルソーなどのコーチになる。 |
トラウマ | 柔が5歳の時、彼女に投げ飛ばされたのが原因で失踪した。 |
経歴 | 1974年の全日本柔道選手権では優勝している。 |
エピソード | バルセロナ五輪48kg以下級決勝のマルソー戦後柔と再会、パリのカタツムリのうまい店に家族そろって食べに行くことを約束する。 |
YAWARA!の他の登場キャラクター
YAWARA!の感想
「国民栄誉賞」ものの作品
無敵の女の子の苦悩このマンガはひったくり犯を普通の女の子が投げ飛ばすところから始まる。それを偶然カメラに収めた新聞記者の松田耕作がその彼女のことを只者ではないと調べ始める熱心さと、投げ飛ばした猪熊柔の強すぎる故の退屈感やまったく熱くないところが対照的な始まり方だった。天才柔道家の祖父と父を持ち幼少のころから英才教育を受けてきたとはいえ、その強さは私のような素人が見ても気持ちのよい強さで、強くて可愛いなんてなんてうらやましいと思ったりした。その強さゆえに家族の確執を自分のせいのように感じ苦しむところはわからないでもないのだけれど、本人以外は絶対違う!と言い切れる類のものでその辺りはあまり感情移入しにくかった。それよりも、強すぎてダンスパーティでチークを踊ろうと強引に誘われただけで体が自然に反応してしまって投げ飛ばしてしまったり、柔道をやめたい、普通の女の子になりたいと苦悩するほうが現実味...この感想を読む