全盛期のマドンナのカリスマとパワフルさが、エビータの生命力を体現していて引き込まれまる素晴らしい映画
この映画は、アルゼンチンのファーストレディだったエバ・ペロンを描いたミュージカル映画です。ミュージカルの映画化作品です。政治評論家の副島隆彦氏が著したアメリカ政治映画本「ハリウッド映画で読む世界覇権国アメリカ」を読んで興味を持っ他のがきっかけで見ましたが、とても面白かったです。 2013年には同じミュージカルとして「レ・ミゼラブル」が世界的に話題になりましたが、私は運命に翻弄されながらも生き延びるジャン・ヴァルジャンよりも、時に美貌と肉体を武器にし、野心と才能で運命を切り開くエバ・ペロンを描いたこの「エビータ」の方がずっと好きです。 劇中、アントニオ・バンデラス扮する男が終始エヴァの生き方や大衆への人気に対し、嫌味な言葉をぶつけますが、この男こそは、ペロン政権下のアルゼンチンから亡命した革命家のチェ・ゲバラがモデルだったんですね(Wikipedia情報)。 全編が歌(ミュージカル)でつづられ、全盛期のマドンナのカリスマとパワフルさが、エビータの生命力を体現していてとても引き込まれまる素晴らしい映画でした。
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