理解が深まる映画レビューサイト
映画レビュー数 5,785件
評価分布をもっと見る
投稿する
ふたりのベロニカが示すものとは二人のベロニカが出会って何かが起きたり、二人のベロニカの人生が交差していったりするのかと思いきや、あっさりと前半で片方のベロニカは死んでしまう。まず、それが衝撃的であり、この話はこの先一体どういうことになっていくのか、もはや何をこの物語は語りたいのかと、謎の気持ちがどんどん膨れていく。そして、生きているベロニカがもう一人の存在を認識して、そしてそれだけで終わる。二人のベロニカによる劇的な展開にあっと驚いたりすることもなく、ただ、怖さだけが残った印象である。もし、この物語が示したかったことが、先に死んだほうのベロニカの存在によって、もう片方のベロニカは危機を察して生き残ることができたとするならば、怖さではなく、神秘に近い奇跡に素晴らしさやら感動を覚えることが上等であろうか。しかし、観終わった後の異様な恐怖感からそういったことは感じ得なかった。では、何に異様に...この感想を読む
実際に精神を病む人々を顔にモザイクをかけず、匿名性をあえて排することによって、精神病者の過酷な生活実...
晩年のキューブリック自身はこの作品を「トムとニコールがダメにした完全な駄作だ」と大いに不満を漏らして...
この映画「ルートヴィヒ」は、イタリア北部のミラノの貴族出身であるルキノ・ヴィスコンティ監督の1972年の...
この映画「山猫」は、イタリアの世界的な巨匠ルキノ・ヴィスコンティ監督の作品で、1963年度のカンヌ国際映...
イタリア映画界の世界的な名匠ルキノ・ヴィスコンティ監督のこの「家族の肖像」は、彼の「山猫」「ベニスに...
ページの先頭へ
当サイトではJavaScriptを使用しています。JavaScriptを有効にして再度アクセスしてください。