スパイキッズのあらすじ・作品解説
スパイキッズは、2001年に公開されたロバート・ロドリゲス監督による映画である。 アクション映画ではあるが、コメディ要素も強く家族で楽しめる作品である。 かつて敵対する国家のスパイであったグレゴリオとイングリッドは、スパイを引退し二人の子供と静かに暮らしていた。 しかし、9年ぶりに調査のためスパイ活動に乗り出したグレゴリオとイングリッドは悪の組織に捕われてしまう。 そして、悪の組織の手は、二人の子供にも及ぶこととなる。 両親を救うため、また、悪の組織の陰謀を阻止するため、気の強い姉カルメンと引っ込み思案な弟ジュニはユニークなスパイ・アイテムを駆使し、スパイとして活躍する。 公開時、全米で3週連続No.1、興行収入1億ドルを記録した。 続編として、2002年に「スパイキッズ2 失われた夢の島」、2003年に「スパイキッズ3-D:ゲームオーバー」、20011年に「スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッション」が制作された。
スパイキッズの評価
スパイキッズの感想
一度は憧れた秘密道具を存分に
ファミリー向けドタバタアクションコメディーこの映画は、「ミスターインクレディブル」を思い起こさせる、実写版映画であると言えるだろう。インクレディブル一家では、4人家族それぞれの持つ特殊能力でヒーローとして活躍していく物語になっていたが、この作品では「スパイ」がテーマ。世界最強と言われたスパイの男女が、お互いの命を狙う任務を与えられたものの、恋に落ちてしまった…という流れ…実にアメリカっぽい。そして男女は夫婦となり、娘1人・息子1人を設けて穏やかに暮らしていた。スパイって…響きがいいというか、素性を隠して暮らしている感じがカッコいいため、憧れた子どもたちがたくさんいたことだろう。ごく普通な母親の服装・父親の服装をしているときには全然わからないのだが、いざスパイスーツに身を通すと、何なんだろうこの色気。グレゴリオとイングリッド、全然顔つきも違うんですけど。やっぱり服装と気合いって大事だわー...この感想を読む