壮大すぎる物語が説明不足。でもD・デイ=ルイスは凄いっ。
父親を殺された復讐をしようと企む青年がディカプリオで、ディカプリオが惚れちゃう女(でも実は敵の女)がキャメロン・ディアスで、敵の大ボスがダニエル・デイ=ルイスなんですが。 アメリカの先史ともいえる、ネイティブとアイルランド系移民との抗争が軸になっているお話です。 壮大なスケール!と謳われた作品ですが、たしかにスケールはでかいのですが…それゆえ話が分かりづらく、長い年月を表現しなければならなかったにも関わらず、そこんとこは説明不足が目立ちます。 ダニエル・デイ=ルイスの怪演はあっけにとられるほどですが、対抗するディカプリオはちょっと呑まれてしまった感じ。 キャメロン・ディアスの役って、もっと別な人がよかったんじゃないのかなー…などなど、映画自体の構想も長かったようですが、不完全燃焼で終わってしまった気がします。 それにしてもダニエル・デイ=ルイスは、ほんとにすごいっす。 映画出るたびに人相違ってないですか? 彼はいろんな賞にノミネートされてますが、それもうなずける存在感ですよ。
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