スタイリッシュさにも時代を感じさせるトムとペネロペのナイス映画 - バニラ・スカイの感想

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スタイリッシュさにも時代を感じさせるトムとペネロペのナイス映画

4.54.5
映像
4.0
脚本
3.5
キャスト
4.5
音楽
5.0
演出
3.5

サイコものとも言える作品。 ペネロペがトムとおつきあいしたきっかけにもなった映画だと聞いています。 トムが若くてハンサムでお金持ちの役をするのはよくあることだけど、この年齢だからこそ際立ったところがあって、今の時代にこの映画をみると、トムの魅力について再び盛り上がってしまうことだと思います。 ペネロペもなんたってかわいい。スペインからやってきたという設定もそのままで、ちょっとミステリアスでひたむきで、アーティスティックな雰囲気がただのチャラチャラしたキャメロン・ディアスよりよかったんだねぇ、という感じなのですが、恋愛がうまくいっていない時に女子がこれを見ると、けっこうヘコむかもしれませんのでご注意を。自分がどっちの役になりたいかと聞かれたら、断然ペネロペだと思うはずですが、いま現在、キャメロンの立場にいる人が見たら、完全にヘコみます(笑)。 そして、まさかの展開なのですが、この作品の脚本自体はちょっと無理があるなぁ、と感じてしまいます。トムとペネロペだからこその映画なのですが、スタイリッシュさというか、出演者のおかげで成功しているリッチな雰囲気は見て損はないと思います。 また、音楽がスタイリッシュで好きです。ぜんぶは覚えていませんが、とあるシーンでケミカルブラザーズの気だるい女の子の唄う曲がかかるんですが、この時代を象徴している感じがします。懐かしいし、かっこいいし、なぜかとにかく好きです。 ちなみに、あの後、どうなるのか気になったのは私だけではないはず・・・。

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