体は売っても心は売らない 買えるのかな、心。。。
1961年公開のアメリカ映画、 原著はトルーマン・カポーティ 。 これはカポーティが好きな人には見逃せない、ばっちりな映画だ。カポーティとマリリンモンローが友人だったので、モデルはマリリンだったと言う。 マリリンに出演依頼されたけど、キャラクター設定と自分のイメージが合いすぎるのに難色を示したので、オードリーになった。 オードリーは金持ちを狙う猟人、金のある男と時間を過ごし生活費用を稼ぎ出す。オードリーがイブニングドレスで朝帰り、宝石店を眺めながら帰っていく。同じアパートに引っ越してきた貧乏作家は、体を売って生活する男めかけライフを送っていた。 これは同業者のエール交換だ。 武士は食わねど高楊枝なんてことは言ってたれないと言うアメリカンスピリッツだ、体を売っていたからと同業者同士は相手を貶めることは無い。 カポーティが描き出す人々は彼の筆の中でくるくると操られる。 原作を読んでから見ると、より一層楽しむことが出来る作品だ。
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