格闘アニメの傑作の作品! - グラップラー刃牙の感想

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アニメレビュー数 2,474件

グラップラー刃牙

4.504.50
映像
4.33
ストーリー
4.50
キャラクター
4.83
声優
3.33
音楽
3.33
感想数
3
観た人
3

格闘アニメの傑作の作品!

5.05.0
映像
5.0
ストーリー
5.0
キャラクター
5.0
声優
5.0
音楽
5.0

目次

ココまで原作を再現できるんだ〜

正直、驚きのアニメ作品でした。ここまでアニメ作品で表現していいんだ、なんて単純に思ってしまったアニメ作品です。
ハッキリ言って感動しました、そしてビックリ、意外だったのも捨て切れません。

血がドバドバ〜
骨がバキバキ〜

出血の表現が凄いことに驚き、そして骨を故意で折る表現にも驚かされました。
あそこまで表現していいんだ〜って、意外でした。
ボキャッとへし折っていました、そしてベキボキのヘシ折れていました。

エグい...と思う部分もありつつ、観ながらビックリさせられるのが多かったのが印象に残っています。

特に!!

骨を故意に折る。

その描写です。
あの過激な描写で知られる「北斗の拳」より過激に思いました。

皆さんはどう思いましたか!?

「修羅の門」との比較

「修羅の門」主人公、陸奥九十九くんでお馴染み...
「極めたら折る ベキッ!!」
これがあるから、「修羅の門」はアニメ化できないのだと思っていました。

しかし...刃牙のおいてはやりたい放題に感じます。

あれでイケるのであれば、「修羅の門」もアニメ化できる、と思える内容...そして過激さだったように思うのです。
これを観た時の、ある意味、私の着眼点はどれだけ原作をアニメで再現できるのか、だったのです。しかし、見事に再現されていました。

原作マンガでいれば、
「修羅の門」>「グラップラー刃牙」

それが私の主観における価値感なのです。よって、グラップラー刃牙における表現領域は、すなわち修羅の門の表現領域にも直結される気がします。
そして、グラップラー刃牙を観たときに、それは「修羅の門」アニメ化によって明るい材料だったように思うのです。
もちろん、どれだけ修羅の門が好きという方がいるか、そこに大きく依存する部分が否めないでしょう。

原作マンガとの比較

原作マンガが、時系列がバラバラにあるのに対して、アニメ作品においては時系列に揃えられているんですよね。
原作マンガを読んでいると、先の展開が分かる、読めてしまうことが、逆に安心感でした。
どこに相違点があるのか、頭の中で明確にできたように思います。

個性的で、感心・感動する人物

現実の登場人物をそのまま、アニメやマンガに登場させているのが刃牙だと思うのです。

特に印象的で分かりやすいのが...
猪狩さん、そして戸羽さんでしょう。

よくぞ、アニメ媒体に登場させてくれたと、嬉しい気持ちでイッパイです。これはきっと、アニメ史上、初の試みだったと思うのです。それを実現してくれ、アニメで登場しただけで興奮させてくれました。現実の人物をそのまま、マンガ・アニメに登場させるというのは、これまでないと思うのです。

掛け声など、そのままでしたしね。

これが「修羅の門」につながれば、なお良いことだと思えるのです。
空手や、シュート、キックボクシングと闘えるとなると、熱くさせてくれるものがありなす。

達人の域が目立ちました!

特に印象的なのが、やはり愚地独歩であり、渋川剛気だったと思うのです。彼らの達人の技、領域には知識の充実と達人技の脅威を感じました。
他にも、愚地勝己のマッハ拳、ジャックのドーピング、花山薫や柴千春のタイマン勝負など、注目の闘いはあったのですが、私の印象に残ったのは、達人技と呼ばれるものであり、闘いですね。

烈海王と愚地勝己

あの茶番劇が、そのままアニメ化されており、嬉しく思いました。
名言が残る名勝負ではないでしょうか。

「核兵器VS竹やり」
「努力は認めよう、しかし我々は2000年前に通過した」

そして、これまで散々と烈海王、愚地勝己を煽っておいて...
勝負は秒殺で終わっていたように思うのです。これがアニメの中で、しっかり再現されていたのは、笑えたポイントであり、嬉しい部分でした。
あの試合、戦いは「グラップラー刃牙」の真骨頂であり、記憶に残る名勝負なのです。しかし、僅かな相違点として、原作マンガより愚地勝己は頑張って生き長らえる時間は多かった印象を持ちます。
そこは愚地勝己へのフォローであり、真心といえる部分なのでしょうか。

皆さんのベストバウトはどの試合だったのでしょうか?
ぜひとも、聞いてみたい気がします。

「修羅の門」への期待

何故だか、通常放送枠で実現可能が容易である外伝「修羅の刻」がアニメ化されました。
本来の順番とは逆のような気がしますが、実現が可能・不可能というとい可能性を重視したように思うのです。
確かに、「グラップラー刃牙」は深夜放送だったのに対して、「外伝 修羅の刻」は夕方放送といった時間帯の違いがありました。
逆にいうと、深夜帯のほうそうであれば、本伝である「修羅の門」が製作可能だといえるのです。
もし、それが実現されたら嬉しい話題だと思いますし、格闘ブームが再燃する可能性だって大いにあると思うのです。

また「ハンマ」の血という表現が、修羅の門でいう「修羅」「鬼」の血が目覚めてきたという表現に酷似していますしね。

アニメ「修羅の門」を楽しみにして、締め括りたいですね〜

もちろん!「グラップラー刃牙も楽しめました♫

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