大空魔竜ガイキングのあらすじ・作品解説
大空魔竜ガイキングは東映動画製作のロボットアニメで、1976年4月1日から1977年1月27日にかけてフジテレビ系列で放送された。なお、東映動画初のオリジナルロボットアニメでもある。 元プロ野球選手のツワブキ・サンシローが巨大ロボットガイキングのパイロットとなり、地球を狙う暗黒ホラー軍団と戦うというストーリーである。大空魔竜という移動要塞が登場し、その頭部がガイキングの一部になるというギミックが特徴である。また、途中から登場した強化ガイキングの「超兵器ヘッド」の悪役のような恐ろしいデザインも有名である。 番組名と同名の主題歌及びエンディングテーマ「星空のガイキング」はささきいさおが歌っている。これらの曲を含め、すべての楽曲の作曲を菊池俊輔が手がけた。 2005年11月12日から2006年9月24日にかけては設定やストーリーが一新されたリメイク作品「ガイキング LEGEND OF DAIKY-MARYU」が放送された。
大空魔竜ガイキングの評価
大空魔竜ガイキングの感想
スーパーロボット、恐竜、超強力巨大メカ、小型支援メカ、少年の夢がAKBてんこ盛り状態
男子の夢がてんこ盛り放送当時小学生だった私のハートはこの「大空魔竜ガイキング」に鷲掴みにされた。マジンガーZ以来のスーパーロボット路線に少年の夢であり男のロマンである恐竜のイメージを乗せるというのがその最大要因だったのではないかと思う。主役メカガイキング自体は従来のスーパーロボットの延長であり、さほどの目新しさはなかったがが、大空魔竜の存在が圧倒的だ。移動基地であり、ガイキングの母艦であり、スーパー兵器でもある。ボリューションプロテクトは男子が大好きなアルマジロやダンゴムシに通じるし、ジャイアントカッターも「どっから出てくるねん」と子供ながらにツッコミを入れつつも無条件にかっこいい。何しろでかい。男子はでかいものが大好きだ。支援(?)メカ、ネッサー、パゾラー、スカイラーも心躍る。この3機はタツノコプロお得意の小型メカに通じるものがある。タイムボカンのテントウキやヤゴマリン、ガッチャマン...この感想を読む