KIZUNA-絆-のあらすじ・作品解説
1994年大映製作のOVA。30分。原作は「腐った教師の方程式」などで知られる、こだか和麻の同名BL漫画。同年に第2弾「KIZUNA-絆-2 」が、さらに2001年にはケイエスエス製作の「絆-KIZUNA-恋のから騒ぎ」が発売されている。本作品の監督・脚本は広尾倫。声優として藤原啓治や大塚明夫陣らがその名を連ねている。 鮫島蘭丸。彼は現役でありながらもその名を伝説級にまで高めていた剣道選手であった。そんな蘭丸が突如剣道界から姿を消した。それは彼の恋人である円城寺圭を狙う何者かが、圭と間違い蘭丸を撥ねたからであった。蘭丸は命は取りとめたものの右半身不随に。それでも圭の存在が彼を過酷なリハビリへと立ち向かわせる。やがてお互いの絆を確かめ合った二人はともに暮らし始めるのだが、ある時、圭の義弟である佐加野佳が二人のもとに転がり込む。 この作品のDVDは2009年06月26日JSDSS(ジーダス)より販売されている。
KIZUNA-絆-の評価
KIZUNA-絆-の感想
思っていたよりは面白かったです
この声ですっやっぱり気になるのは、誰がどんなキャラクターを演じるかという事ですよね?コミックではあたりまえですけど声は聞こえません。自分なりに想像していた声というものがあります。まず、鮫島蘭丸を演じられた置鮎龍太郎さんですが、思っていたよりちゃんと『蘭丸』でした。蘭丸の決して弱々しくはない凛とした佇まいや、時々見せる心細い感じを置鮎さんは見事に演じられていました。当初、置鮎さんが演じると知った時には不安でしたが、ここまでハマるとは意外でした。そして、その蘭丸を愛して愛してやまない円城寺圭を演じられたのは、OVAでは藤原啓治さん。CDドラマでは一条和矢さんが演じられていました。私はどちらかというと一条さんの方がピッタリだと思っていたので、DVD三作目となる『恋のからさわぎ』で藤原さんから一条さんに変わった時は嬉しかったです。それに、一条さんは原作者であるこだか和麻さんの実兄です。そういう意味でも...この感想を読む