キャプテン翼 危うし!全日本Jr.の評価
キャプテン翼 危うし!全日本Jr.の感想
原作にはない貴重な中1時代の翼たちの物語
既視感が強い作品この作品は約1時間の尺でよく色々なエピソードを織り交ぜて充実した内容になっていると感心する一方、公開された当時どういうわけか前作のヨーロッパ大決戦に比較すると物足りなさを感じた。それはなぜか?理由は、詰め込まれたエピソードに斬新さがなく、既視感を感じたからだろう。危うしというタイトル通り、今回はヨーロッパ選抜がわざわざ日本に遠征に来てくれたというのに、万全のメンバーで試合に臨めないという問題が発生する。しかし、その理由はほとんど原作のエピソードの焼き直しで、観たことがあるエピソードばかりなのである。若林が所属の問題からそく全日本のメンバーとして受け入れられないという展開は、原作の全日本ユース編のトラブルとほぼ同じである。また、日向が疾走して沖縄に勝手に修行に行ってしまうのも、中学生編の失踪と重複する。しかも驚くべきは、日向が半年も沖縄にいたらしいが、私学で半年も欠席して、...この感想を読む
交代選手主体の映画が素晴らしい。
シュナイダーたちのリベンジ映画版のキャプテン翼は、少しかなり漫画と違いオリジナルがあるのが特徴です。その中でも、当時東映映画祭ではお約束の日本代表対国際チーム。その中でも、一番人気があるこのヨーロッパ代表のシュナイダー。漫画とは違いファイヤーシュートなど打ったりはしませんが、映画の特徴で面白いといつも感じるのが、そのタレント同士のやりとりです。映画の前作、キャプテン翼 ヨーロッパ大決戦で、シュナイダーとフェフナーが日本代表を舐めて、最初から出場しない。そこに、翼が圧巻のプレーを見せて立花兄弟のスカイラブハリケーンで得点し出る予定でなかった主力のシュナイダーとフェフナーがすぐに出てくるシーンが今でも有名な映画の名シーンだとは思いますが、この危うし!全日本Jr編では、前作のリベンジを果たそうと最初から、「打倒日本」として来日し戦います。しかし、ここで映画ならではなのが、このリベンジは、シュナ...この感想を読む