あの名作の続編…出来栄えに満点評価!
感動・涙なしには語れない作品、何回観てもラストシーンでは確実に泣いてしまう~
出演されている俳優さん達も、今となっては豪華ですよね。
吉岡さん演ずる茶川は、小雪さん演ずるヒロミのことを純粋に想って「踊り子」という作品を書き上げたんだと思うんですよ。
これって、公開ラブレターですよね。
茶川は、芥川賞を取って豊かな生活をすると、須賀健太くん演ずる淳之介の実の父親と賭けをして、その作品に「踊り子」という作品を書き上げ出品する、という行為が胸を熱くするのです。
結果、芥川賞は取れず残念な雰囲気になりますが、逆転ホームラン?
落選が分かって、残念ムードの中にヒロミが現れるシーンでは、もう号泣ですよ。
そりゃね~あんな見事なプロポーズはないと思うんですよ。
ヒロミも根っこは悪い人間じゃなかったんでしょうね。でも借金や現実の環境に流され、悪女を演ずるしかなかった。しかし茶川の純粋な気持ちに心が揺すぶられたように感じます。
踊り子やってた職場の嫌な大先輩も、「踊り子」読んで心を動かされてしまったんでしょうね。だから電車に乗るヒロミに、餞別として雑誌を送ったのでしょう。
前作の続きとして、最高の結末を迎えたこの作品に脚本・キャスト、そしてそれを彩る音楽や演出・映像も素晴らしかった。
特にヒロミ・茶川はどんピシャでハマリ役で、特に茶川役だった吉岡さんの透明感あるあの声はヤバい。
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