フライ,ダディ,フライの評価
フライ,ダディ,フライの感想
スポ根+人間ドラマ
キャスティングの考察本作の主人公、鈴木一(すずき はじめ)を演じた堤真一さんの演技が光った作品です。この主人公を演じられるは、堤真一さんか、渡辺謙さんしか、思い浮かばないです。ドロ臭い人間の一生懸命さを演技できるのは、この二名しかいないのだと考えられます。堤真一さんといえば、偶然かもしれませんが、「ALWAYS三丁目の夕日」シリーズにおいても鈴木さんを演じておられました。そして、「ALWAYS三丁目の夕日」シリーズは、昭和の戦後時代から急成長する東京を舞台として展開していく物語です。当作品の鈴木と、「ALWAYS三丁目の夕日」シリーズの鈴木はキャラクター性が全然違います。「ALWAYS三丁目の夕日」シリーズの鈴木が、当作品の主人公だったなら、どれだけ強い高校性であったとしても、物語の序盤から鈴木が勝利を収めていたと考えられます。「ALWAYS三丁目の夕日」シリーズの鈴木には、それだけ恐ろ...この感想を読む
お父さん輝いてます
ボクシングをしてる男子高校生が、女の子に大怪我を負わせる。その女の子は、堤真一演じる鈴木の娘。典型的な中年男性鈴木が、頑張ってその男子高校生を倒そうとするお話。序盤で目的がしっかりと定まって その目的に対する主人公の意志もかなり共感でき、 応援したくなります。鈴木の努力は誰にでも経験があるようなリアルさが伝わってきます。全く出来なかったことがだんだん出来る様になる感じは 、共感できる人も多いと思います。でも、ありきたりな話を一味もふた味も違うものにしたのは岡田准一さん演じるパクスンシン!!雰囲気がある演技力は圧巻で、すごくかっこいいです!