新しい歴史物で面白い
主人公の南方仁(南方先生)は脳外科医として病院で働いていました。ある日の夜、謎の男性患者江と接触し、江戸時代にタイムスリップしてしまいました。そこで出会った武士の橘恭太郎を医療で救ったことをきっかけに橘家で居候することになります。現代に戻れず、恭太郎の妹の咲(さき)ととも医者として江戸の人々を現代の医療で救っていく物語です。
タイムスリップした先が江戸時代なので、当然医学は進んでいませんでした。例えば、現代では当たり前のようにあるペニシリンも当時はなかった為、ペニシリン作りから行い大勢の人達のコレラを治療しました。医学に間して私は無知の中の無知ですが、そんな簡単にペニシリンは作れないと思います。そもそもタイムスリップする時点でドラマだから有り得ることだと思います。ただ、このドラマは作られたような不自然さはなく、頭の中にスーっと映像や音が入っていくような自然な感じがありました。
現代で医者をしていた南方先生だからこそ、本当は助からなかった人たちを救えるが、歴史をかえてしまっているのではないか?と悩んでいるシーンも自然と頭に入ってきました。南方先生を演じる大沢たかおさんが素晴らしい役者さんだからというだけでなく、大沢さんの日本人らしい顔つきや落ち着いた声も役にはまっていたと思います。
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