JIN-仁-のあらすじ/作品解説

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ドラマレビュー数 1,147件

JIN-仁-

4.384.38
映像
4.38
脚本
4.50
キャスト
4.63
音楽
4.25
演出
4.25
感想数
4
観た人
11

JIN-仁-の評価

総合評価
4.384.38
(4件)
映像
4.384.38
脚本
4.504.50
キャスト
4.634.63
音楽
4.254.25
演出
4.254.25

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JIN-仁-の感想

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仁とは思いやり・いつくしみのこと

もしかしたら医者になれるもしかしたら、自分も医者になれるんじゃないだろうか…とこの作品を見ると思う。単純に作品に感銘を受けて、医者になりたい!と思った人もいるかもしれないが、私の場合は、医者に憧れるという意味ではなくて、「あら、医者って誰でもなれるんじゃない?」と思ってしまったのだ。これはちょっとした開眼である。現代のシステム上、医者になるには、猛勉強をして大学を出たり資格を得たり、そのために時間とお金を掛けなくてはならない。けれど、このドラマを見ていると、実はそのシステムが無くても医者になることは出来るのだ…と、今さらながらにそんな当たり前のことに気づいた。医者になるためには、医学を学べばいい。医学の知識と技術を手に入れれば、人を助けることができる。人命を助けられれば「医者」というのであれば。医者になるには、資格や免許の壁を頭に浮かべてしまうが、そもそもは先人たちの知恵を受け継ぐもの...この感想を読む

4.04.0
  • なかがわみきなかがわみき
  • 2035view
  • 2604文字
PICKUP

これ以上にない作品

「有る」事のひもじさ、「無い」事の豊かさ劇中で主人公が タイムスリップしてしまった幕末の日本。現代の日本の医学を以ってすれば、 生きられる筈の人々が当たり前の様に 命を落として行く。文化、芸術、政治、価値観 、全てにおいて、まだ 乏しかった その時代。それでも、そこで生きている人々は皆共に笑い、泣き、喜び、苦しみ、悩み、迷い  生きていた。訪れるであろう未来に 想いを馳せて…。何もかもが、満たされ過ぎている 現代の日本。引き換えに、希薄になってしまった  人間同士の繋がりが、とても眩しく、そして 切なく 映りました。隠されたメッセージ。色鮮やかに美しい 万華鏡。時折 、音を立てて揺らめく様が、限りある人生の 一瞬 一瞬であるかの様で、目を凝らさずにはいられませんでした。出会い、別れ、始まり、終わり、2度とない その煌めきは、偶然でも 必然でもない。自分自身で描くものだと、強く 心に響きました。捲りめく移り...この感想を読む

5.05.0
  • 小田奈桜小田奈桜
  • 280view
  • 1005文字

たった1人で時代が変わる!

タイムスリップ東都大学付属病院の脳外科医として働いてきた南方仁ですが、謎な患者を追いかけ階段で足を滑らしタイムスリップとミステリアスな感じでストーリーが始まりました。目を覚ました仁は不思議な森で時代劇を観ているような光景を目の当たりにします。ドラマを観ていてもタイムスリップしたのは分かりましたが、あまりにも急展開でしたので途中から観るのは少し難しいです。医者ということは知っていましたが、仁を助けてくれた橘恭太郎(小出恵介)の手術の際大工の道具のような物で手術を行い成功していたのには驚きました。もし失敗していたらどうなっていたのかと思うとゾッとします。喋り方や技術が全く違う人が現れ、道具を持ち出し聞いたことのない観たこともない手術が始めるというのはすごく勇気のいることだと思いました。ペニシリンの作成今の状況は夢じゃないと段々感じ始めた仁はこの時代でペニシリンを作り、医学の歴史の改革などと...この感想を読む

4.54.5
  • mkei1mkei1
  • 154view
  • 1023文字

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JIN-仁-の登場キャラクター

南方仁

よみがな:みなかたじん 年齢(作品時):38歳(2009年当時) 性別:男性 国籍:日本 住まい:橘家宅に居候。その後、仁友堂。 所属:東都大学附属病院脳外科医局長。タイムスリップ後、仁友堂の医師。 性格:「正直で己を大きく見せることはしない。けれど、自分のなすべきことに対しては、あらん限りの努力をする。あ...

緒方洪庵

よみがな:おがたこうあん 生年月日:文化7年7月14日(1810年8月13日) 年齢(作品時):52歳 性別:男性 国籍:日本 所属:西洋医学所頭取 性格:穏やかな人柄で、はるか年下の仁に教えを請う「謙虚さ」と「柔軟さ」を併せ持つ人格者。 ポリシー:「国のため、道のため。」 特徴:診察や教育活動など多忙を極めていた時...

浜口儀兵衛

よみがな:はまぐちぎへえ 生年月日:文政3年6月15日(1820年7月24日) 年齢(作品時):42歳 性別:男性 国籍:日本 所属:江戸で醤油工場(現ヤマサ醤油)を経営する実業家 物語上での目的:緒方洪庵の遺志を継ぎ、醤油倉を使って醤油職人にペニシリン精製をさせるなど、仁に協力する。 生い立ち:紀州湯浅の醤油商人で...

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JIN-仁-の名言

神様は乗り越えられる試練しか与えない

南方仁

どんな試練も乗り越えられる

泣いても一生、笑うても一生、ならば今生、泣くまいぞ。

夕霧

野風に案内された患者は、末期の梅毒患者で、野風が子供の頃から憧れていた花魁・夕霧だった。その治療に必要なペニシリンを仁は医学所で作ることに成功する。仁と男装した咲は、夕霧にペニシリンを注射するが、夕霧の死は避けられなかった。野風の「こんな時ぐらい、自分を罵倒してくれて構わない、そんなに我慢したら体に悪い」の言葉に、夕霧はこう言った。

道を開くということはな、自分だけの逃げ道を作ることやない!

緒方洪庵

自分の弟子・佐分利祐輔が、「自分が死んだら腑分けをして、先生のお役に立ちたい」と言い残した女の言う通り、隠れて彼が腑分けをしたことが問題になった。「幕府から許される数少ない腑分けだけでは、仁先生の力には到底追いつくことはできない。医術の進歩もない」と言う佐分利の言葉に対して、洪庵はこう言って、彼を叱責した。

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