JIN-仁-の名言/名セリフ

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ドラマレビュー数 1,147件

JIN-仁-

4.384.38
映像
4.38
脚本
4.50
キャスト
4.63
音楽
4.25
演出
4.25
感想数
4
観た人
11

JIN-仁-の名言

JIN-仁-の名言集です。現在15件が登録されています。

神様は乗り越えられる試練しか与えない

南方仁

どんな試練も乗り越えられる

泣いても一生、笑うても一生、ならば今生、泣くまいぞ。

夕霧

野風に案内された患者は、末期の梅毒患者で、野風が子供の頃から憧れていた花魁・夕霧だった。その治療に必要なペニシリンを仁は医学所で作ることに成功する。仁と男装した咲は、夕霧にペニシリンを注射するが、夕霧の死は避けられなかった。野風の「こんな時ぐらい、自分を罵倒してくれて構わない、そんなに我慢したら体に悪い」の言葉に、夕霧はこう言った。

道を開くということはな、自分だけの逃げ道を作ることやない!

緒方洪庵

自分の弟子・佐分利祐輔が、「自分が死んだら腑分けをして、先生のお役に立ちたい」と言い残した女の言う通り、隠れて彼が腑分けをしたことが問題になった。「幕府から許される数少ない腑分けだけでは、仁先生の力には到底追いつくことはできない。医術の進歩もない」と言う佐分利の言葉に対して、洪庵はこう言って、彼を叱責した。

生きていなきゃ、笑えないです。

南方仁

生きてゆく、命の大切さを感じてもらおうと思い出た一言。

皆さんありがとう。けんど、苦しむことにも飽きやした。もう堪忍しておくれやんし。 おさらばえ。

夕霧

夕霧が、梅毒で亡くなる前、野風に言った一言。涙を流しながら、最後の別れを言って、この世を旅立つ。

私は、医の道は平らな世に通じると思うてます。武士や百姓やと人に勝手に身分の上下つけとる世の中ではございますが、腹割れば同じもんが入ってます。天の下に人皆等しきなり。

緒方洪庵

豊富で進んだ医学の知識をもっている仁を見て、仁が未来から来た人ではないかと思っていた緒方が、死ぬ間際に、仁にそれを確かめようと、こう語り始めた。

雪になりとうありんす。

野風

吉原の鈴屋彦三郎抱えの呼び出し花魁の野風が、雪を見ながら、心酔する仁への思いをつぶやいた言葉。つまり、雪になれば、いつ何どきでも仁先生の肩に落ちて行ける、仁先生のそばにいられるという意味。

試練の後には素晴らしい未来が待っている

南方仁

南方仁が数々の病気と奮闘している時によく使われていた名言。

正直で、己を大きく見せることはしない。けれど、自分のなすべきことに対しては、あらん限りの努力をする。あなたの器はきっとそう大きくはない。しかし、とても美しいんでしょうなぁ。

浜口儀兵衛

仁が、緒方洪庵の遺志を継ぎ、醤油倉を使って醤油職人にペニシリンを精製することを、醤油工場(現ヤマサ醤油)を経営する義兵衛に頼みこむ。義兵衛が、仁という人物の器をこう評して、仁に協力する。

良き未来をお作りください。 皆が楽しゅう笑いあう平らな世をお作りください。国のため、道のため。

緒方洪庵

洪庵が亡くなる前、仁に言った言葉。 感謝の気持ちを込めて、このご恩にどう報いれば良いのかと聞くと、洪庵はこのセリフを言い、この世を旅立つ。

助けられる命を見過ごしては、私が死んでも死に切れません。それが医者の心意気です!

南方仁

ある日の夜、江戸で火事が起きた。消化に奮闘する「を組」。その最中、を組の親分・新門辰五郎の息子・千吉が煙を吸い気道熱傷に倒れ、仁の下に運ばれてきた。治療をしようとする仁に、辰五郎親分は助からないから治療はするなと言う。その言葉に対して、辰五郎親分に放った仁の言葉。

自分の手術が失敗しても、医学の礎になるなら無駄ではない。

南方仁

手術を行うことに前向きになれるようにするための言葉。

人の世は万華鏡のよう

南方仁

いろいろな事柄を経験したゆえに発する事柄が出来た一言。

どちらを選んでも後悔が残るなら、運を天に任せるのも手さ。

南方仁

どちらか選択しなければならない緊張感の中で周りを和ます一言。

世というのは万華鏡のようなものではないかと思うことがありんす。

野風

野風が龍馬に、万華鏡を覗きながら言った言葉。人という玉が筒の中に入れられており、誰かの手がそれを回す。ほんの少し回すだけで隣り合う玉が変わり、すると現れる模様もがらりと変わる。浮き世はおもしろいという意味。

JIN-仁-の感想

仁とは思いやり・いつくしみのこと

もしかしたら医者になれるもしかしたら、自分も医者になれるんじゃないだろうか…とこの作品を見ると思う。単純に作品に感銘を受けて、医者になりたい!と思った人もいるかもしれないが、私の場合は、医者に憧れるという意味ではなくて、「あら、医者って誰でもなれるんじゃない?」と思ってしまったのだ。これはちょっとした開眼である。現代のシステム上、医者になるには、猛勉強をして大学を出たり資格を得たり、そのために時間とお金を掛けなくてはならない。けれど、このドラマを見ていると、実はそのシステムが無くても医者になることは出来るのだ…と、今さらながらにそんな当たり前のことに気づいた。医者になるためには、医学を学べばいい。医学の知識と技術を手に入れれば、人を助けることができる。人命を助けられれば「医者」というのであれば。医者になるには、資格や免許の壁を頭に浮かべてしまうが、そもそもは先人たちの知恵を受け継ぐもの...この感想を読む

4.04.0
  • なかがわみきなかがわみき
  • 2124view
  • 2604文字
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