MOTHERのあらすじ/作品解説

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ドラマレビュー数 1,147件

MOTHER

4.334.33
映像
4.00
脚本
4.83
キャスト
4.33
音楽
4.00
演出
4.50
感想数
3
観た人
9

MOTHERのあらすじ・作品解説

MOTHERは、2010年4月14日から6月23日まで日本テレビ系の水曜10時から放送されたテレビドラマで、社会派のサスペンス作品となっている。主演は松雪泰子で、子役として芦田愛菜が出演している。松雪泰子が演じる鈴原奈緒が産休教師の代理として赴任した小学校で、受け持ったクラスの中にいた芦田愛菜が演じる道木怜南と出会い、虐待の事実を知って怜南を誘拐するところから話が始まる。 怜南の実母役として民放の連続ドラマでは初レギュラー出演した尾野真千子、尾野の恋人役を演じた綾野剛、事件を追う記者役として山本耕史、その兄役で田中実、鈴原奈緒の姉妹役として酒井若菜、倉科カナ、母親役として高畑淳子が出演している。そしてドラマの中でキーポイントとなる望月葉菜役に田中裕子などの顔ぶれが揃う。 派生作品として2011年に芦田愛菜主演の単発ドラマ「さよならぼくたちのようちえん」が制作され、2013年には満島ひかり主演の水曜ドラマ「WOMAN」が放送された。

MOTHERの評価

総合評価
4.334.33
(3件)
映像
4.004.00
脚本
4.834.83
キャスト
4.334.33
音楽
4.004.00
演出
4.504.50

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MOTHERの感想

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本当の母親の深い愛情を子供は受け止めて生きる。

母性をテーマに虐待について考えてみます。この作品は”母性”をテーマにした作品だと思います。母親というものは、こうであるべきだという世間の勝手な考えを私は少しでも減らしたいと考えます。母親がもつ感情、子供への深い愛情をどんな風に表現すれば良いのか考えさせられました。主人公演じたのは、松雪泰子さんです。彼女の魅力は透き通るような目の中に隠された優しさです。作品の中で、彼女はあまり社交的ではなく、子供もあまりすきではないようでした。なるべくなら、世間から離れて暮らし自分の世界を持っているような女性です。そんな彼女が、芦田愛菜ちゃんが演じた6歳の虐待を受けている女の子を助け、守ろうとします。守ろうとした彼女がとった行動は勇気ある行動でした。女の子は死んだ事にして、誘拐してしまいます。誘拐と言っても少し違います。女性は女の子がもうこれ以上、母親から虐待を受けないようにするために、必死で連れ出し、逃...この感想を読む

4.04.0
  • りかりか
  • 113view
  • 2181文字
PICKUP

母と子の崇高な愛情形成

人生で最高に泣いたドラマこのドラマのテーマは親と子(母と娘)の愛であるため、放送当時に初めての子供が生まれた私にとって感情移入が物凄く、感動5割増しだった感は否めない。ドラマ・映画等で観客を泣かせるため使われる手法は、誰か何か(動物でも)が死ぬ事が多いと思うが、このドラマの秀逸なところはほとんど死は前面出さずに、毎回視聴者を泣かせるところだと思う。特に私が泣いたのは、鈴原奈緒の育った養護施設へ継美と共に訪れた時の出来事。継美がとてもなついた認知症の園長との別れの時、最後の力をしぼって奈緒と継美を守ろうとするところ。認知症の悲しみと笑い、捨てられたという過去と向き合う奈緒、虐待から解放され静かに笑う継美。3人がまるで実際の祖母・子・孫のように暮らす中で、園長の最後の愛情表現が素晴らしかった。このエピソードだけでも1クールのドラマが出来そう。もう一つ挙げれば、奈緒が実の母を本当の意味で許すシー...この感想を読む

5.05.0
  • ニックニック
  • 132view
  • 2037文字

芦田愛菜最大の出世作!

まずこの当時まだ幼稚園生だった芦田愛菜が見せた表情や情感豊かな演技に衝撃を受けた。しかもやっている役は小学生の設定の役だからだ。誘拐犯が母親代わりになって子供を育てるという小説の八日目の蝉にも似た設定だが連続ドラマの分登場人物の子ことに寄り添うようにして描かれている丁寧な脚本に好感を覚えた。まずこれをきに一気に名前を広めた芦田愛菜だがそれだけインパクトのある演技をしているように感じた。特に一話目の「私を誘拐して」というセリフは小学生が遊びでいうセリフには全く感じづ、悲壮感や切実な思いがひしひしと伝わってくる演技に感じた。またその芦田愛菜を自分のもとにかくまい本当の母親のようにどんどん母性に目覚め幼い彼女を何とか守ろうとする母親のような役を松雪泰子が派手すぎずひっそりと幸せをかみしめている様子、世間から誘拐した子供のため隠さなければいけないジレンマなどを物憂げに演じていた。話の最後で親子...この感想を読む

4.04.0
  • sarururusarururu
  • 111view
  • 515文字

MOTHERの登場キャラクター

鈴原奈緒

よみがな:すずはら なお 生年月日:1975年1月31日 性別:女性 国籍:日本 住まい:北海道 所属:長女 逮捕:伊豆で未成年者略取容疑 職業:小学校の教師 苦手なもの:人と関わることや会話、子供の相手 生い立ち:5歳のときに母親に捨てられ、7歳になるまで児童養護施設で育ち、当時子供のいなかった鈴原夫妻に引き取ら...

道木怜南

生年月日:2002年8月3日 年齢(作品時):7歳 身長:104cm 体重:15kg 性別:不思議 国籍:日本 住まい:北海道 好きな食べ物:クリームソーダ トラウマ:虐待 靴のサイズ:16.5cm

藤吉駿輔

よみがな:ふじよししゅんすけ 年齢(作品時):33 性別:男 国籍:日本 性格:相手に対して無遠慮であるが、鋭い観察力と観察眼をもつ 特技:人の考えや行動を見抜く 物語上での目的:奈緒の手助け トラウマ:以前、自分が幼児虐待の取材をしていた男児が、父親に蹴り殺されてしまう 職業:雑誌「週刊サプライズ」の記...

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MOTHERの名言

好きな物を書くの。嫌いな物を書いちゃだめだよ。嫌いな物を考えちゃだめなの。好きな物のことをずっとずっと考えるの。分かった?

道木怜南

虐待を受けていた道木怜南、その辛さを紛らわすかのように好きな物ノートを作り、好きな物を書き連ねていた。

笑わなくていいの。泣いていいんだよ。

鈴原奈緒

辛いことをたくさん抱えていた継美(道木怜南)をぎゅっと抱きしめながら言ったセリフ

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