考えさせられます
内容が深刻なだけに、上映中ほとんどドキドキしてた感じです。福山雅治やリリーフランキーなどのキャストもハマッていて、臨場感がありました。キャスティング素晴らしかったと思います。
赤ちゃんの取り違えが、事故ではなく故意によるものというところがショックでした。でも、あえて事故ではなかったという事実が余計に家族を苦しめたと感じました。現実にはあり得ない事だと思いますが、この映画ではどうにも消化できない苦しみを強調したかったように感じました。
ただ、この映画が本当に伝えたかったのは、親子として過ごしてきた時間や愛情は何にも代わらないという事でした。劇中でも葛藤はあったと思います、でも私は今までの親子は親子のまま行きていくんだろうな、となんとなく分かりました。
私はまだ子供を持ってませんが、もし万が一自分の子が血が繋がってなかったとしても、自分の子は自分の子だと思います。
取り違えをなくす、取り違えを出来なくするシステムも重要だと思います。それだけでなく、今回の事件の根本の原因はどこか、病院は目を背けてはいけないと思いました。取り違えは誰一人幸せにはしないので。
見ていてすごく辛かったですが、もう一度見てみたいとはおもいます。
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