女性から観たアナベル・ガトー - 機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光の感想

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女性から観たアナベル・ガトー

5.05.0
映像
3.0
ストーリー
4.0
キャラクター
4.0
声優
5.0
音楽
4.0

子供の頃に1度観たアニメで、大人になってから見直すと全然違って見えるなのが、ガンダムシリーズでは多いのではないでしょうか。

特にファーストと0083は大人になってからの方が面白く感じました。

ジーク・ジオン

子供の頃から、ジオン派だった私は、悪のりで良く口にしていた。

。。。が、この言葉の重みを知ったのは大人になってから。連邦もジオンも悪でもなく正義でもない。どちらも大義のために戦っている。

でも何故かジオンの方がそれを強く感じてしまう。(自分が好きだからかもしれないけど)

そこが魅力の一つなのかもしれない。

子供の頃の憧れのパイロットと言えば、

やはりシャア・アズナブルという男だった(笑)

徹底した赤いMS、通常の3倍の早さ、マスクを取ると妹思いのイケメン。

私の初恋の相手はシャア・アズナブルで、それを越える男性を見つけられないまま大人になっていった。(二次元では)

ジオングのカッコよさは未だにちょっと分からない(笑)

大人になってファーストをみなおしてもやっぱりシャア・アズナブルはかっこよかった。

きっと池田秀一さんの声もぴったりだぅたと思う。

だがしかし、大人になって0083を見直した時に、誰も越えることの出来なかった、私の初恋

シャア・アズナブルを越える男性に出会ってしまった。

その名もアナベル・ガトー

シャア・アズナブルは、結局自分や親への復習、スペースノイドのための新しい世界を望んでいた気がする。

アナベル・ガトーは義によって立っている。

デラーズのため死んでいったジオンの兵士たちのため、全てを捨てて最後まで、ジオンの兵士として誇り高く生きた。

そしてなんといっても。

普段1本に束ねている銀髪をおろした時、

自分に核が落ちたかのような衝撃だった。

死んでいった数々の仲魔達を思い悲しげな目で

宇宙(そら)をながめる彼。そしてやはり大塚さんの声が良すぎたのだろう。

大義の漢アナベル・ガトー

私はまだ彼を越える漢には出会っていない。

ガンプラもシャア専用ではなく、サイサリスや、ノイエジール、ゲルググやドムなど、赤くないものを作るようになった。

子供の頃から今の今までいろんなガンダムを見てきた。

今もオルフェンズは見ている。

でもあんなに素敵な人はいない。

これからもあの人を越える人はいないだろうと思っている。

戦のために捨てられてもいい。

1度だけガトー少佐の女になりたい。

そんな私も30を過ぎて去年結婚しました。

髪が長めで細目の彼です(笑)

ガトー少佐とはかけ離れているけど、幸せです。

10月には赤ちゃんが産まれます。

将来、ジオンについて、スペースノイドについて語り合える親子になれたら嬉しいな(≧∇≦*)




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