人生がつまらなくなったときに観ます
私は主婦で毎日毎日同じ時間に起きて同じようなことをして寝ると言う生活をもう何十年もしています。
子供ができてからはさらに拍車がかかりハンコで押したような毎日です。
あまりに同じ過ぎてよくわからないけど嫌気がさすことがあるのですが、そんな気分になったときに深夜食堂を借りてみるのです。
深夜食堂とは夜の12時から開店して朝に閉店するお店で、お客が食べたいものを注文するとだいたい出してくれます。
現実にはなんでも置いてある店なんてありえないのだろうけど、毎回テーマの食べ物があってそれにまつわる物語が1つ出来上がります。
私がいつも眠っている時間にお店にやってくるお客、どんな過去をもっていて現在どんなことを思ってお店にきているのか、自分とまったく違う人生を送っている人たちに興味があるというかそういう人生も少しだけ味わってみたいという好奇心というかそんな気持ちで観ています。
ヤクザやOL、会社員警察官おかまなんでもござれの登場人物です。
見知らぬ人同士だけど曜日とか時間とかでいつもいる客がいて、勝手になじみになって会話に割り込んできたり食べ物を分け合ったり、真夜中にご飯を食べる生活なんて疲れそうで嫌だと思うけど、同時に憧れたりもして行ってみたい衝動にかられます。
大みそかもソバを持ち込んで作ってもらったり、どんどん常連が集まって行ってみんなで年越ししてヤクザがカニを差し入れしてきたりわいわいがやがや、それぞれは深い過去を持つ寂しい人生も持ってるのだろうけどここにくれば少し救われる気がしそうです。
DVDにだいたい3話から4話入ってますが、観終わるとテーマの食べ物を食べたくなり、すぐ作ったりします。
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