おまぇ、ちっちぇえな!!
狭間一番
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ハンドク!!!とは2001年10月10日から12月12日までTBS系列で放送されていたテレビドラマである。 舞台となっているのは「神の手を持つ」と言われている心臓外科医のいる近代的で完全なまでに規律化された医療システムが完備されている病院である。そこにやってきた池袋の元チーマーだった研修医の主人公をはじめとする4人の研修医が様々な問題の中で熱い情熱を患者にぶつけながらも医者として成長していく青春ストーリーである。 タイトルのハンドク!!!とは主人公がまだ研修医である事から、半人前のドクターの略である。 医療に対して人一倍の熱い情熱と正義感を持つ主人公をTOKIOの長瀬智也が演じ、仲間の研修医を内山里奈、真中瞳、佐々木蔵之介が演じている。また病院の上司には、沢村一樹や野際陽子など豪華なメンバーも出演しており、主人公のギャング時代の舎弟役として国民的グループ嵐の二宮和也が出演しているのも注目のポイントである。
やはり堤幸彦の色この作品がテレビで放映されていた当時は、「金田一少年の事件簿」、「ケイゾク」、「池袋ウエストゲートパーク」、「TRICK」などそうそうたる良作ドラマが既に世に認められていたため、この「ハンドク」を何も知らずに見た人も一目で堤幸彦監督のそれだとわかるようなドラマだった。さらに言えば、当時このドラマを見た人の中には、それが宮藤官九郎の作品だと勘違いした人もいたはずだ。私もそうであった。確かに作風以外にも、「池袋ウエストゲートパーク」と同じようなキャスティングであったり、演出にどことなく似たところがあったりと、それらしいところがある。しかしそれは同じ堤幸彦監督であるということと、演出が金子文紀だったということが原因だといえる。作品全体の暗い雰囲気や、映像を短くコマ送りにして連続的にアップにしたりする撮影方法などすべて堤幸彦らしさがあふれているし、短い演技のやり取りの中のセリフ回しや...この感想を読む
出来の悪い医者まず第1話で主人公「一番」のだめさ加減がわかるわけだが、こういった入り方が個人的にとても好き。全くスキルはないのに、愛情や熱意でいろんなピンチを乗り越えていく姿。特に長瀬さんはそういった役柄がぴったりでキャストとして最高!!1話でさっそく寝坊するあたり、仲間に嫌われているあたり、今後成果を上げてこいつらを見返していくんだなって少し推測なんかも入ったりして、今後に期待できる第1話でしたね。道子の暗い過去個人的に内山さんが好きなのもありますが、道子が過去のトラウマを思い出し、オペから逃げ出すシーン。ここは全力で注目してしまいました。一番が応援し、カウンセリングを受ける決意をした道子。いいですねぇ。やっぱり綺麗な女性の暗い過去、それを払しょくさせるべく本気で応援する主人公、こういったシーン好きです。なんだか自分の周りにも、そういった困った人がいたら助けてあげたい、と感情移入でき...この感想を読む
よみがな:はざま いちばん ニックネーム:バカイチ 性別:男性 国籍:日本 住まい:毎々新聞とねり東店 所属:SMH 性格:熱い 特徴:元ギャング 価値観:医療に対して人一倍強い信念を持つ 物語上での目的:医者になる 憧れの人:浅香唯、ブラックジャック
狭間一番
狭間一番と小島道子が言い争いになり、言葉が足らない狭間一番が小島道子をやり込める手段として使われた一言。場面でなんの脈絡もなしに使われるところが面白く、作者や俳優のアドリブかと思わせるくらい笑わせてくれる一面でもある。