陽だまりの彼女♡ - 陽だまりの彼女の感想

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映画レビュー数 5,784件

陽だまりの彼女

4.254.25
映像
4.50
脚本
4.00
キャスト
5.00
音楽
5.00
演出
4.75
感想数
2
観た人
4

陽だまりの彼女♡

4.04.0
映像
4.0
脚本
3.5
キャスト
5.0
音楽
5.0
演出
5.0

キャストが豪華で観てみたいと思って観ました。彼氏と観にいったのですが、彼氏と2人で観て気まずくなるようなシーンは特になく、すごく心が温まる話だったのですごく良かったです。

松潤が上野樹里ちゃんが猫であると確信し、お前金魚食べただろと笑いながら言うシーンが、笑顔ではありますが、上野樹里ちゃんが猫として、人間としての生涯が終わってしまうことを悟っていたのだと思います。精一杯の無理をした笑顔なのだと思うとすごく胸がジーンときますね。

上野樹里ちゃん役はずっと助けてくれた松潤役にあいたかったわけですし、猫ではなく人間になれてよかったのだと思いますが、猫が人間を好きになる、どんな身分違いの恋愛よりも切なく辛いものだったと思います。そのうえ、自分にはタイムリミットがあることを理解しているわけです。倒れたり、髪の毛が抜けたり、サインは日に日に増えていく一方。どうして私は松潤役と結ばれる未来はないのだろうと考えてしまっていたはずです。でも、上野樹里役としては、松潤役と過ごした人間としての時間、思い出だけできっと幸せなんだろうなと思えたら、不思議と寂しいだけではなく心も温まりました。最後、人間として生まれ変われたようですね、松潤役に記憶はないですが、ビビッときたこと間違いなしです。きっと結婚して幸せな家庭を築いていることでしょう。

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浩介からみた陽だまりの真緒

この映画のテーマ最後に真緒が猫であると知り、それを受け入れた浩介の気持ちがこの映画のすべてではないかと思います。愛するということは、その人の全てを愛することであり、見た目や種類ではない。猫の真緒でも真緒なんだと、それでも好きなんだと受け入れた浩介の想いが私は大好きです。浩介が真緒は猫なの?と気がついたとき、猫の真緒に驚くよりも、真緒がいなくなったことに驚く浩介は本当に真緒のことを愛しているんだなと感じます。愛の表現この映画は直接的な言葉は一切出てこない。「愛してる」「好き」これらの言葉はなく、行動や雰囲気、態度そして間接的な言葉で二人の愛が表されている。真緒が隣の家のしゅうくんに「まだ痛いのが嬉しいの」と言った台詞に胸が痛くなりました。真緒は自分の命の短さを知っている。だから、まだその痛さを味わえることが嬉しい。そんな真緒にも愛が伝わってきます。また浩介もいなくなった真緒をみつけて浩介...この感想を読む

4.54.5
  • ri-ouri-ou
  • 145view
  • 2015文字
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