陽だまりの彼女の評価
陽だまりの彼女についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
陽だまりの彼女の感想
浩介からみた陽だまりの真緒
この映画のテーマ最後に真緒が猫であると知り、それを受け入れた浩介の気持ちがこの映画のすべてではないかと思います。愛するということは、その人の全てを愛することであり、見た目や種類ではない。猫の真緒でも真緒なんだと、それでも好きなんだと受け入れた浩介の想いが私は大好きです。浩介が真緒は猫なの?と気がついたとき、猫の真緒に驚くよりも、真緒がいなくなったことに驚く浩介は本当に真緒のことを愛しているんだなと感じます。愛の表現この映画は直接的な言葉は一切出てこない。「愛してる」「好き」これらの言葉はなく、行動や雰囲気、態度そして間接的な言葉で二人の愛が表されている。真緒が隣の家のしゅうくんに「まだ痛いのが嬉しいの」と言った台詞に胸が痛くなりました。真緒は自分の命の短さを知っている。だから、まだその痛さを味わえることが嬉しい。そんな真緒にも愛が伝わってきます。また浩介もいなくなった真緒をみつけて浩介...この感想を読む