近い未来、このような事にならないようにしてもらいたいと思った作品 - PSYCHO-PASS サイコパスの感想

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PSYCHO-PASS サイコパス

4.254.25
映像
4.25
ストーリー
4.38
キャラクター
4.13
声優
4.19
音楽
4.25
感想数
8
観た人
17

近い未来、このような事にならないようにしてもらいたいと思った作品

5.05.0
映像
5.0
ストーリー
5.0
キャラクター
5.0
声優
5.0
音楽
5.0

この作品は、捜査官(今で言う警察)が犯人を捕まえるアニメ。 これだけだと、逮捕しちゃうぞと大差ないですが、この作品の面白い所は、今より数十年の近未来が舞台になっており、その世界では犯罪係数というものがあり、その犯罪係数を計るドミネーターという銃が出てきます。 今の世の中、裁判官が有罪といえば有罪、無罪といえば無罪、けど10人の裁判官が居たら答えが割れるなんて多々ある事で。 だから、最近裁判員制度が取り入れられました。 しかしそれでもどうしたって人間の情の部分が判決に影響するため、結果は人それぞれになる訳です。 しかしこのサイコパスでは、皆平等にこのドミネーターにより検査され犯罪係数が高い場合は、犯罪者と見なされます。 とても平等だと思いますよね、こんな未来が来たら素晴らしいと思いながら見始めました。 けど、最後まで見た人は絶対価値観が変わっている事間違いなし、そんな最初から最後まで考えさせられる面白いアニメです。

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『踊る大捜査線』とニトロプラスが手を組んだ社会派SFアニメ『PSYCHO-PASS』のストーリーの骨子はこうだ。近未来の日本では、国民の心理状態と性格傾向、パーソナルの全て分析する「シビュラシステム」を導入し、全ての国民の思考思想を国の管理下に置いている。「シビュラシステム」では個々の持つ犯罪を犯しかねない可能性=犯罪係数をも測ることが出来、犯罪係数が高い者を予備犯罪者と認定づけ、罪を犯していなくても捕まえることが出来てしまう。主人公の常守朱が属する公安刑事課一係は、社会に混じった犯罪者・および予備犯罪者たちを捕えていく…というストーリーになっている。重厚感あるストーリー、閉塞感のある設定、矛盾だらけの国家に管理される国民、と『PSYCHO-PASS』は独自性のある様々な武器を手にアニメ界に切り込んできた。視聴者たちは『PSYCHO-PASS』を観るなかで、この社会は正しいのだろうのかと何度も問いかけることになるだろう。...この感想を読む

3.53.5
  • すらりすらり
  • 178view
  • 2008文字
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