今から敬遠したくても、次の打者に投げる力は残ってねえ!南・・・。ごめんな!
上杉達也
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恋愛は二の次。部活動がメインの作品タッチの劇場版やテレビスペシャル版は、どうしても南と達也、新田などが絡んだ恋愛を主体として、対人関係にクローズアップされることが多い。野球の試合のシーンなどはあっても、新田との勝負という意味では人間同士の問題であるし、達也が亡き和也の思いを背負って奮闘する姿など、スポ根と言いよりはラブコメ(コメディよりは若干シリアスであるが)の要素が強い仕上がりになっていた。この作品より後で製作される「タッチ Miss Lonely Yesterday あれから君は…」についても、野球の要素はほぼない。そういう意味では、この劇場版3作目は数ある劇場版やテレビスペシャル版でも、恋愛をほぼスルーして野球に焦点を当てた珍しい作品と言える。また、取り上げているのがタッチの長い連載の中でもかなり異質な雰囲気を放っている監督代行、柏葉英二郎と達也、南、野球部員との確執の部分という点が興味深い。考えてみた...この感想を読む
上杉和也の格好悪さ上杉和也は、あだち充作品には珍しく、主要登場人物にして、格好悪く描かれている点が非常に巧い。タッチという物語が真にスタートするのは上杉和也が死んでからだと評価することは充分可能だと考える。生前の和也は超絶イケメンでスポーツ万能、超天才という肩書は一応設定されているが、その具体性に迫る表現は極力最低限に抑えられている。例えば、和也の定期テストの順位が張り出されて、一見その秀才ぶりが表現されているかのようにも思えるが、その実、対照的に勉強を全くしていない不真面目な達也の奔放な性格、「テストなんてどうでもいいじゃん」的な要素を極めて好意的な印象に描くための布石として設定されている。また、運動会のリレーで和也の足がめちゃくちゃ速いシーンでさえ、和也が早いのは当たり前で、その和也と同じタイム、むしろトレーニングしてないのに一瞬でも和也を抜かしてしまう達也ってめちゃくちゃすごいじ...この感想を読む
よみがな:うえすぎたつや ニックネーム:たっちゃん 生年月日:1968年6月16日生まれ 血液型:AB型 星座:双子座 性別:男性 国籍:日本 物語上での目的:浅倉南を甲子園駅に連れていく 兄弟:上杉和也の双子の兄 学校:明青学園中等部→明青学園高等部
上杉達也
甲子園予選決勝。1点リードで迎えた10回裏。 2アウト2塁でバッターはライバル新田明男。 チームメイトから敬遠せず、勝負しようと促され、真っ向勝負を挑む。 そしてファール再三粘られ、そして最後の1球。もう力を使い果たした達也が心の中で 南に『甲子園連れて行けずにごめんな』という思いを込めて投げた1球。見事空振りの三振。甲子園初出場を決めた瞬間。
上杉達也
甲子園の開会式に上杉達也は出ず、南に言った名セリフ。