時空の旅人のあらすじ・作品解説
『時空の旅人』は、1986年12月20日に公開された日本のアニメーション映画である。眉村卓作の小説『とらえられたスクールバス』を原作として角川春樹事務所が作成した。キャラクターデザインは少女漫画家の萩尾望都である。手塚治虫原作のアニメーション『火の鳥 鳳凰編』と同時上映された。 女子高校生早川哲子は、長谷川真一や山崎信夫、教師の北勉らと共に未来から逃亡してきた少年アギノ・ジロによってタイムスリップしていまう。西暦1582年の本能寺の変、西暦1600年の関ヶ原の戦い、西暦1945年の東京大空襲などの巻き込まれながら歴史を改変しようと奮闘する冒険ストーリーである。ジャンルとしてはタイムトラベルSFであるが、キャラクターデザインが萩尾望都であったことから当時としては珍しく女子中高生の間で大ブームとなった。 主題歌を竹内まりやが映画上映に先駆けて発表したり、眉村卓の原作本が映画上映に合わせて『時空の旅人』と改題されて発刊されるなど変話題を呼んだ。
時空の旅人の評価
時空の旅人の感想
色々な洋画の影響を感じるアニメ作品
影響された洋画タイトル少なくとも2つの洋画タイトルを思い浮かべるアニメ作品だと感じられます。一つ目の洋画タイトルは、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」です。タイムスリップする自動車の存在が、そのことを表しているように思います。また、自動車がタイプスリップするのにエネルギーが必要で、自由自在にタイムスリップできない設定も、 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と「時空の旅人」で似ているように感じられます。そして、過去を変えることで、未来を変えようと画策しているのも、非常に印象が重なります。ただ、「時空の旅人」においては、過去へのタイムスリップ一方通行であり、未来・過去への行き来は描かれていません。その点においては、 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と違う点だと受け取れます。二つ目の洋画タイトルは、「ターミネーター」です。タイムスリップが前提となっている点は、 「バック・トゥ・ザ・フューチャー...この感想を読む