心からほわっと力が抜ける映画 - しあわせのパンの感想

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しあわせのパン

4.104.10
映像
4.30
脚本
3.90
キャスト
4.20
音楽
4.00
演出
4.00
感想数
5
観た人
6

心からほわっと力が抜ける映画

5.05.0
映像
5.0
脚本
5.0
キャスト
5.0
音楽
5.0
演出
5.0

北海道の草原の中で焼き立てパンとおいしいコーヒーを出すカフェを営む夫婦と、2人の元を訪れるさまざまなお客さんを描いた映画です。 2人の元にやってくるのは、人生の次のステップに進むことにつまずいてしまった人たちです。その人たちがやってくる目的は、憂さ晴らしだったり、ぬくもりを求めてだったり、逃げることだったりします。そんな堅く堅く窮屈に凝り固まった心を、パンやコーヒー、地元の旬の食材を使った温かいお料理の優しい香りと2人の醸し出す柔らかな空気、辺りに広がる豊かな自然がほっこり包み込みます。すると、まるで乾いた地面が落ちてきた雨粒を吸い込んだように、人の心も少しずつ柔らかくなっていくのです。気付いたら、人生の次のステップに自然に足をかけているのです。 そんなお客さんの姿は、同時に夫婦の心にも何かを注ぎ込んでいきます。仲のいい夫婦から、心の通い合った夫婦となっていくのです。そして、そんな2人の元に最高の贈り物が届きます。 音楽も、背景も、物語も派手なところはありません。ドラマはあっても、ゆっくりまったり進みます。そんな穏やかさに、観ているだけの私の心からも、ほわっと力が抜けて、自分も周りを取り巻く世界も、悪いことばかりじゃなくて、素敵なところを探していこうという気持ちにさせてくれます。

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他のレビュアーの感想・評価

まるで絵本の世界のような映画

北海道・洞爺湖周辺の月浦を舞台にした、心温まる物語『しあわせのパン』は、月浦を舞台としたパン屋と、そこに集まる人々との交流を描いたハートフルストーリーだ。大泉洋をカフェ”マーニ”の店主兼パン職人の「水縞くん」に、原田知世を水縞くんの妻「りえさん」に起用している。北海道出身の大泉洋は『銀のエンゼル』や『探偵はbarにいる』など北海道を舞台にした映画に不思議とぴたりとハマっているし、透明感のある原田知世は静かなカフェの”おかみさん”としては最高の取り合わせだ。洞爺湖のほとりにあるロッジ型の店舗のカフェマーニと、美味しそうな自然派のパンとコーヒーに、この二人のエプロン姿がなんとも合うではないか。現在にはないお店だとわかっていても、実際に行ってみたくなるベーカリーカフェだ(ロケ地となった月浦のカフェ・ゴーシュは実在のお店だが、2016年現在ではパンの販売もなく食事メニューも提供していないという)。...この感想を読む

3.53.5
  • すらりすらり
  • 43view
  • 2035文字
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