映像が印象的
有名なウェルズの「透明人間」を元ネタとして、現代映画として新しくリメイクしたものです。 透明人間はしばしば翻案やリメイクの題材になっていますが、本作に特徴的なのはそのSFXの効果的な使われ方です。 軍の研究所で透明になる薬が研究され、主人公となる天才研究者が開発に成功し、自ら透明になってみせます。しかし透明化には成功したものの、元に戻ることが不可能になります。 なんとかしようと研究チームは焦るものの、主人公はフラストレーションがたまり、透明であるのを利用して次々に犯罪に手を染めていきます。 あまつさえ軍に研究の実態を報告しようとした仲間たちを血祭りに上げていきますが、恋人である女性研究者の機転によって倒されてしまいます。 この一連のストーリーの中での透明になる経過、また透明である主人公の行動、最後の対決シーンでも、映像が効果的に使われており、ストーリーは単純ですがその辺りのセンスは優れてると思いました。
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