マイ・ドッグ・スキップのあらすじ・作品解説
マイ・ドッグ・スキップは2000年に公開されたウィリー・モリス原作の同名自伝小説を映画化した作品である。 配給元はアメリカ・日本とともにワーナー・ブラザーズ。 監督及び製作総指揮(マーティ・P・ユーイングと共同)は「炎のメモリアル」「ウォーター・ホース」のジェイ・ラッセル。 主演には近作で映画デビューとなったフランキー・ミューニースが抜擢され、両親役を「トレマーズ」のケヴィン・ベーコンと「ハーフェクト・ストーム」のダイアン・レインが演じている。 共演者には「キューティ・ブロンド」のルーク・ウィルソン、ケイトリン・ワックスら。 この作品は1940年代初期、ミシシッピ州の小さな町に暮らす8歳の少年・ウィリーはおとなしい性格で友達も少なかったため、心配した母からウィリーは子犬をプレゼントされ、"スキップ"という名前を付け仲良くなるという物語である。
マイ・ドッグ・スキップの評価
マイ・ドッグ・スキップの感想
主人公の少年は今どうして過ごしているだろうか
犬が出てきた時点で感動しないわけはないんですが、それプラスいじめられっ子の少年まで出てきちゃうので大号泣してしまいました。主人公の少年はスキップと「飼い主とペット」という関係ではなく「友人」という感じで犬と共に少年が成長していくんです。スキップに八つ当たりとかもしちゃったりするんですよね。でも八つ当たりというかケンカって感じがしました。少年がスキップに八つ当たりをするとスキップは何か言いたげな表情ででも悲しい顔をするんですよね。愛犬役のスキップの演技が上手すぎて…涙が止まらなくなってしまうからその表情今すぐ辞めてくれ!って思ってしまうシーンが多々ありました。天才犬。
はじめて映画で泣いた作品
小学生のときにTSUTAYAでレンタルして鑑賞。生まれてはじめて、映画で泣いた。犬好きでないと感動できない作品だと思う。犬と友達になるなんてありえない、犬なんて馬鹿だし、などと思っている人には、楽しめないし、感じるものもない退屈な映画だろう。元気のない少年に、親が子犬をかってきて、少年と犬が共に成長していく、というのはとてもありがちな設定。だけど、この映画ではぜんぜんありがちになっていない。ノスタルジックな映像、音楽、演出。戦争の話も出てくる。野球が絡んだストーリーというのが、THE少年時代という感じがしてよい。脇役を固めている俳優陣がすばらしい。