バトル・ロワイアルのあらすじ・作品解説
バトル・ロワイアルは2000年に公開された映画である。 中学生がクラスメイト同士で殺し合いをするというショッキングな内容が話題を呼んだ、高見広春の同名小説が原作となっている。 監督は深作欣二、主演の七原秋也を藤原竜也が演じている。 BR法という法律により、クラスメイト同士での殺し合いを命じられた岩城学園中学3年B組の生徒たちは、それぞれ自分たちの考えに基づいて行動する。生徒が最後の一人になるまで殺し合いは続けなければならない、というのがルールだ。果たして、最後に生き残るのは誰なのか?というのが、全体的なあらすじである。 怯えて隠れ逃げ惑う者、自ら死を選ぶ者、大切な人の安否を気遣い護る者、そして自ら進んで殺戮する者、という風に、その生徒の性格などにより選ぶ道が違っているため、生徒一人一人にそれぞれのストーリーがある。 この映画の公開当時、少年犯罪が話題となっていたこともあり、この映画の規制についても議論され、話題になった。
バトル・ロワイアルの評価
バトル・ロワイアルの感想
青春バイオレンス
深作欣二さんが監督を務めたバイオレンス寄りの映画で、藤原竜也を主人公役に、前田亜季、山本太郎、栗山千明なども出演しています。BR法という特殊な法律が存在する世界で、ある42人の生徒達が強制的に殺し合いをさせられるわけですが、そんな狂気じみたゲームに乗ってしまう生徒、なんとか脱出を試みる生徒、恋人と行動を共にする生徒など、いろんな生徒がいて、しかし殺人シーンは徹底した容赦のなさで展開します。様々なシーンに投げっぱなしのメッセージが込められているようで、とても好きな作品です。ビートたけしさんの演技も、時に恐かったり怪しかったりで面白かったですね。過激さはけっこうなものですが、良い映画だと思います。
詰め込みすぎたかなあ
「今日は皆さんに、ちょっと殺し合いをしてもらいます」北野たけし氏のその一言で幕を上げる殺戮の宴。そのあまりのショッキングな内容に、当時の話題を独占したといっても過言ではない問題作。同名タイトルの小説が原作となってはいるが、映画版ではキャラクターの設定の一部が改編されていたりする。といっても、基本的なストーリー部分はほぼ同じなので大きな混乱をするほどではないでしょう。ただ、42人の生徒を2時間の枠で殺しきらないといけないということもあり、それぞれに用意されているはずの人間ドラマをほとんど見せれることもなく、主人公の身の回りにおきる事だけを映しながら淡々と人が死んでいく映画といった印象が強いです。設定が良いだけに、連続ドラマ(TV放映は無理だろうけど)でじっくりとお話をつくっていければ、かなりの良作になったのではないでしょうか。
う~ん、特に何も感じない
すごく話題になった映画で、結局私はDVDでみましたが、特に意味のある深さを感じなかったのは私だけでしょうか。 設定は面白いとは思うのですが、やはり中学生同士が殺し合うというのは、日本ではあまりピンとこない感じがします。ありえなさすぎて。 リアル感がないんですよね~。 やっぱ、ホラー(私的にはパニックホラー的)には、リアル感があるからこそ恐怖を感じるというか、だからなんかゲームの世界に感じてしまって、ある程度何も考えずに楽しんで観れるけれど、それ以上でもそれ以下でもないかなあと思いました。 ただ、話題作だしまあまあ面白いし、殺し合いとかに不快感を感じない方であれば映画として一回観てみるのも面白いかも。 あと、中学生役たちの演技がわざとらしくてあまり好きではなかったです。
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