新潮社のおすすめ作品一覧
新潮社の代表作から最新作まで全2653作品を、人気の高い順に一覧表示しています。レビューンでは、感想と評価をもとにおすすめの作品をご紹介しています。
お伽草紙
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太宰治が創作した文学作品の中で、最も完璧な芸術作品「お伽草紙」
私は太宰治が創作した文学作品の中で、最も完璧な芸術作品は「お伽草紙」ではないかと思っています。この「お伽草紙」は、太平洋戦争の最も激しい...
クロイツェル・ソナタ 悪魔
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悪魔
独身時代に性欲処理のために自分の領地内で性交渉を持った人妻と、純粋で自分を心から愛してくれる妻との間で葛藤する主人公、エヴゲーニィの姿を...
メリーゴーランド
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村おこしならぬテーマパークおこしストーリー
赤字ハコモノの描写のうまさこの物語は、カップルがある市にあるテーマパークに訪れる場面から始まる。これがリアルで面白い。カップルの男の子の...
幸福な王子
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とても深い話
オスカー・ワイルドが書いた子供向けの童話ということになっている物語です。確かに子供の頃によく読んだり、読んでもらった覚えもありますが、そ...
知らない映画のサントラを聴く
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罪で繋がる恋と友
つかめない枇杷のキャラ枇杷は23歳ニートで引きこもりのはずなのに、そういった暗さが全く感じられない。家族や昴との軽妙な会話がそうさせている...
スカーレット
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うーん、なんだかね・・・
大作「風と共に去りぬ」の公式な続編ということで期待して読んだのだけれど、「え?」という感じだった。せっかくのいいキャラクター、スカーレッ...
隠蔽捜査
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親父好み
この本は、男性と女性で評価が大きくことなると思う。男性である人にとっては非常に面白く、何回か読み直してしまうようで。一方、私はどうもダン...
血脈の火
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長い長い人生の営みシリーズの第三弾
タイトルから感じる新たな展開血脈の火は、流転の海シリーズの3作目にあたる。このレビューを書いている時点では第8作目まで刊行されているが、主...
3652
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読書道が垣間見られる本
伊坂幸太郎さんが10年の間に書かれた様々なエッセイを一冊の本にまとめたもの。これまでどんな本を読んで来られたのかが浮かび上がってとても興味...
タイム・ラッシュ
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ラストのどんでん返しが好きな人にはオススメ。
元警察官の山縣の下で探偵として働く真田省吾。正義感が強く、思い込んだら突っ走ってしまう直情型。その彼の隠された過去も語られるのですがその...
愛に乱暴
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吉田修一の思惑通りに踊らされた感覚
ずっとある気持ちの悪さタイトルと扉の絵に惹かれて読み始めたこの作品は、冒頭からなにか不穏な空気を纏いつつ始まる。そして結婚している人間が...
日蝕・一月物語
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文章力に注目
本書の特にデビュー作ともなった「日蝕」で作者は一躍有名人となって文壇にデビューし、時の人になりました。日蝕は発表された当時も読んだもので...
尋ね人
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函館と仙台、大阪の過去と現在が交差する深みのある恋愛小説
母親の意外な過去から始まる物語この物語の主人公は李恵という女性だ。18才で上京して以来、全てを捧げて尽くしてきた仕事と男性に捨てられ、故...
凍
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壮絶な記録。
先日、冒険家・三浦雄一郎さんが80歳でのエベレスト登頂記録というニュースで賑わいました。そんなニュースをみながら、この沢木耕太郎さんの『...
- 作家
- アーサー・コナン・ドイル、他
シャーロック・ホームズ【全集】
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二つの驚愕の落ち
シャーロック・ホームズ物の長編です。いつものように依頼によって謎の殺人や暗号文を解きにいったことから物語ははじまります。本作は「緋色の研...
晩年
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晩年という言葉の嘘。
高校の現文教科書に載っていました。短編集です。私は大学の頃、晩年の講義を受けました。知れば知るほど深みにはまって足は定まらない方向へ無理...
まゆみのマーチ
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東日本大震災後に刊行した貴重な作品!
東日本大震災後に出版した一冊普通の小説は、どの年代に出版したのか?などと意識しなくてもいいのですが、この「まゆみのマーチ」を出版したのは...
満月の道
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月は必ず欠ける。松坂熊吾という月、ツキ、運もまた、永遠ではない。
満月の道というタイトルが藤原道長を彷彿とさせる平安時代、娘を天皇の后にして絶大な権力を誇った藤原道長の和歌に、「この世をば わが世とぞ思...
狐笛のかなた
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何もかもうまくいかない気分になった時読んでください
私たち大人は、現実はドラマや映画、おとぎ話のように都合よくいかないことをよく知っています。そして、ドキュメンタリーでさえ、奇跡的なエンデ...
後白河院
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編年体の歴史記述とは異なった方法で、史実や人物像の相対性、客観性を保証するための試みとして書かれた、井上靖の長編歴史小説「後白河院」
史観という衣装をはぎ取ってみる時、歴史とはひどく孤独な、それでいて人間臭いものではないだろうか。華やかな大義名分の陰には、血生臭い抗争が...