翔の伝説のあらすじ・作品解説
翔の伝説は、高橋陽一が原作した漫画である。週刊少年ジャンプで1988年39号から連載を開始、1989年13号で終了、単行本として全3巻が刊行されている。原作者はサッカー漫画で知られる「キャプテン翼」や野球を舞台にした「エース！」など、スポーツを題材にした作品で知られており、今作品は、テニスの世界四大大会の一つであるウィンブルドン大会に出場したプロテニスプレイヤーの半生を描く。 テニスの世界に、日本人として初めて名を刻むことになる5歳の高見沢翔は、ラケットをにぎりサーブを放ち、1人で猛練習する毎日を送っていた。 翔の父親は高見沢涼、母親は高見沢圭子なのだが、圭子は翔を産んだ直後に亡くなっていた。それ以来、父の涼は酒浸りの日々を送っている。 翔は、そんな気持ちを知っており、かつてテニスの学生チャンピオンであった父に憧れを抱いていた。ある時、涼は改心しテニスのへの情熱を取り戻し、翔に本格的なレッスンを施すようになるのだが・・・。二人は実の親子ではなく、涼と翔に別れが訪れる。
