椿山課長の七日間のあらすじ/作品解説

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椿山課長の七日間

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椿山課長の七日間の評価

総合評価
4.504.50
(1件)
文章力
5.005.00
ストーリー
4.504.50
キャラクター
4.504.50
設定
4.504.50
演出
4.504.50

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椿山課長の七日間の感想

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おもしろい死後の世界

笑いたっぷり私が好きな浅田次郎先生の面白さが溢れていました。まず、死後の世界を描いていて死んだ人間が自分の戒名を見て感心したりするのは、なかなか思いつかないことなので笑いました。「そうか戒名はこうやって知るのかもしれないな」と、思わず感心しました。そして自分の行いをスライドで見せられたり、「成仏しますか?」ボタンとか、死後の世界も脱アナログになるのかも・・・という感じで笑いました。ヒットマンにしても「ひゃぁ~あかん、間違えた」という人殺しをするが、「間違えるか?」というボケたところ素敵です。こんな小さな笑いが何か所も散りばめられていて、楽しめる1冊でした。もちろん涙もたっぷり妻や小さな子供・家のローンのことなど、思い残しがたくさんある中で、一番悲しいと思ったのは痴呆のおじいちゃんと電車で会ったシーンです。孫が知らせに来て、自分より早く息子が死んでしまった。痴呆はフリであったこと、毎朝電車...この感想を読む

4.54.5
  • 安曇安曇
  • 115view
  • 1162文字
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