傷つくのを恐れることは、実際に傷つくよりもつらいものだと、お前の心に言ってやるがよい。夢を追求している時は、心は決して傷つかない。それは、追求の一瞬一瞬が神との出会いであり、永遠との出会いだからだ。
彫金術師
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学校の勉強がしたくない!と思うなら、しなくてもいい。その代わりに、友達を見て、ああ羨ましいなあ、自分もそんな風になりたいなあ、と思うこと、本や映画でもいい。その登場人物、素敵だなあと思ったなら、自分もそんな風になれるように、考えたり、行動してほしい。君は、羨ましいと思うことは恥ずかしいと思っているかもしれない。だけど、恥ずかしくなんかない。羨ましいと思うことは、君が夢を見つけるきっかけになるんだ。羨ましいと思ったことを自分も実現していくことが、君の夢だ。小さなことでいい。「可愛くなりたい」でも、いいんだ。『アルケミスト』という本は、表紙だけを見ると、宗教の本かな?神様が出てくるのかな?と感じさせる。しかし、そういう本ではない。一度だけでいいから読んでほしい。この本は、何かのメタファー。たびたび出てくる「魂」という言葉も、何かのメタファー。今の私は、そんな風に思っている。何のメタファーか...この感想を読む
ビジネス書としてアルケミスト-夢を旅した少年をすすめる推薦を読んで、購入する気になりました。お話は羊飼いの少年が、住んでいるスペインから王様に導かれて、はるばるピラミッドにある宝物を探しに行くストーリー。虚偽と欺瞞にあふれる旅という世界を、自分の生まれ持つ才能だけで渡り歩くサンチャゴの姿は、多くの共感をよんでベストセラーにもなった。20代の時の感想と違って、旅は人間を作るという小説と解釈するの正解だと思っている。だが、アルケミストは、スペイン語で錬金術師を意味するが、主人公でない登場人物が題名になっている理由が、今でも分かっていない。錬金術師の知恵と勇気は、心身を弱った人間を助けながら、目的地にたどり着かせる効果があるということだろうか・・・?
彫金術師
砂漠を横断しながら自分の心の声を聞き続けた少年の心が言った本音「夢を追求し、挫折することを恐れている」に対して言った言葉
メルキゼデック
主人公の少年が運命についてメルキゼデックに尋ねたときに、メルキゼデックが答えたことの一部。
ラクダ使い
主人公はオアシスを目指して砂漠を渡っていたが、部族間の戦争に巻き込まれはしないかと不安に思っていた。そんな主人公に、らくだ使いが、大切なのは今という時間であることを教える場面。