カモメに飛ぶことを教えた猫のあらすじ/作品解説

理解が深まる小説レビューサイト

小説レビュー数 3,368件

カモメに飛ぶことを教えた猫

4.254.25
文章力
4.25
ストーリー
5.00
キャラクター
5.00
設定
4.25
演出
4.50
感想数
2
読んだ人
2

カモメに飛ぶことを教えた猫の評価

総合評価
4.254.25
(2件)
文章力
4.254.25
ストーリー
5.005.00
キャラクター
5.005.00
設定
4.254.25
演出
4.504.50

評価分布をもっと見る

カモメに飛ぶことを教えた猫の感想

投稿する

猫たちの視点の物語

「絵のついた本を読むなんて!」これは、この本を母に紹介したときに言われた言葉である。絵が付いていて何が悪いのか、当時の私にはさっぱり分からなかった。今もだけど。むしろ母が読んできたハーレクインのラブロマンス系の小説は嫌いだった。明らかに理想しか書いていなかったから。話を戻そう。むしろこの本に絵は必要だ。色は少なめだけど文章を読む補助となってくれる。視覚過敏の方にも優しいだろう。当時は全く自覚がなかったが、視覚過敏かつADHD傾向のある私には読みやすかったのかもしれない。主役の猫が試行錯誤しながら、カモメを育てていくところは興味深いし、彼は分からないことは仲間に相談している。隠すことの方が遥かにつらい。それは南雲明彦さんが出演した「世界仰天ニュース」を観れば一目瞭然である。後に彼はディスレクシア(学習障害)と分かるが、彼自身の困難を隠すことが、かえって心身の負担となっていたのである。最後にカモ...この感想を読む

4.54.5
  • あすかあすか
  • 398view
  • 644文字

カモメに飛ぶことを教えた猫に関連するタグ

カモメに飛ぶことを教えた猫を読んだ人はこんな小説も読んでいます

カモメに飛ぶことを教えた猫が好きな人におすすめの小説

ページの先頭へ