カモメに飛ぶことを教えた猫のあらすじ/作品解説

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カモメに飛ぶことを教えた猫

4.254.25
文章力
4.25
ストーリー
5.00
キャラクター
5.00
設定
4.25
演出
4.50
感想数
2
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カモメに飛ぶことを教えた猫の評価

総合評価
4.254.25
(2件)
文章力
4.254.25
ストーリー
5.005.00
キャラクター
5.005.00
設定
4.254.25
演出
4.504.50

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カモメに飛ぶことを教えた猫の感想

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猫たちの視点の物語

「絵のついた本を読むなんて!」これは、この本を母に紹介したときに言われた言葉である。絵が付いていて何が悪いのか、当時の私にはさっぱり分からなかった。今もだけど。むしろ母が読んできたハーレクインのラブロマンス系の小説は嫌いだった。明らかに理想しか書いていなかったから。話を戻そう。むしろこの本に絵は必要だ。色は少なめだけど文章を読む補助となってくれる。視覚過敏の方にも優しいだろう。当時は全く自覚がなかったが、視覚過敏かつADHD傾向のある私には読みやすかったのかもしれない。主役の猫が試行錯誤しながら、カモメを育てていくところは興味深いし、彼は分からないことは仲間に相談している。隠すことの方が遥かにつらい。それは南雲明彦さんが出演した「世界仰天ニュース」を観れば一目瞭然である。後に彼はディスレクシア(学習障害)と分かるが、彼自身の困難を隠すことが、かえって心身の負担となっていたのである。最後にカモ...この感想を読む

4.54.5
  • あすかあすか
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