バナタイムの評価
バナタイムの感想
ばななファンには素敵な本かも
この本は、著者の電撃結婚から妊娠に終わる、エッセイ集です。「GINZA」という雑誌に、2年間連載されていたものだそうです。結婚に関するエピソードは、驚いたけれども、まあ、そういう人もいるのだろう、と思って読みました。物書き、としての生活というか、姿勢のようなものは、孤独なものなんだなあ、と伝わってきました。全体的に、さらさらと面白いように文章は頭に入り、伝わってきた…と思うのだけれども、なぜか共感はなかなかできず、ああ、そういう人もいるんだね、位にしか思えなかったです。そこが少し辛かったかな。でも、ファンの方にとっては、小説だけでは知り得ない事ばかりだから、面白いでしょう。